なんだかんだ言っても、この方はいつも話題の主役。
そうですブリヂストンさんです。
『ブリヂストン:セパンで答えを出す』
★モトGPセパンテストが始まり2013年シーズンが開幕した。チームとライダーだけにとってではなく、ブリヂストンにとっても非常に重要な実験場となるだろう。世界選手権のワンメイクタイヤとなって5年目を迎え、冬期間の仕事の成果を確かめる最初の機会である。
★オフシーズン中、かなり話題に上っていたが、最大のニュースはCRTにのみ特別にリアタイアを供給する事。市販機のエンジンを流用するCRTはプロトタイプ機に比べ出力が違うことから、レスポンスを向上させるべく異なるタイヤが必要となるのだ。
★CRT機には、よりソフトなタイアが供給されることとなる。例えば、モトGPプロトタイプ機用にミディアムとハードを供給した際には、CRT用にはソフトとミディアムにするといったような具合いにする。
★セパンテストが根本的に重要になってくるだろう。何故ならマレーシアでブリヂストンの技術陣はドルナやFIMのスタッフと共にデータを収集し、このタイプのタイヤで行けるのか、同システムが上手く行くのかについて最終決定を下すこととなるからだ。
★チームにしても試さなければならない事がある。ハードタイヤは変更が加えられ、若干ソフトになる事が決定した。つまり、少しミディアムに近づいたのだ。このような事もにも細心の注意が必要だ。ブリヂストンにとって、この新プロダクトに対するフィードバックは重要だろう。
★その他のニュースとして、今年からタイヤの種類ごとに明確な印を付けることになるだろう。これで、レースを観る側も分かり易くなる。
(日本語翻訳:moku / 伊語記事:2013年02月03日 Onmicorse記事より抜粋)
今シーズン、親分のモトGP機との差を縮めるためには、CRT機のタイヤが大きな働きをするか否かに掛かってます。
今回のテストでは昨年に比べ、どのくらいタイムが短縮出来るのでしょうか。