SBKフィリップアイランド開幕戦の第1公式予選の結果です。
『SBK:フィリップアイランド、公式予選1、トップはミシェル・ファブリツィオ選手』
★ミシェル・ファブリツィオ選手(チーム・レッドデビルズ・ローマ)がスーパーバイク2013フィリップアイランド戦の第1公式予選トップタイムを獲得した。ローマ出身の同選手はアプリリアRSV4 Factoryを駆り、1分31秒317で首位に出た。ファブリツィオ選手はフリー走行でもトップタイムを刻み、アプリリア機のユージーン・ラバティ選手とBMWのマルコ・メランドリ選手を抑えた。メランドリ選手は体調も良く好タイムを出しているものの、レースを乗り切れるフィジカルコンディションなのか疑問が残る。
★レオン・キャミア選手(スズキ)がトップの実力を証明。プライベートテストでは最速、今回は1分31秒608のタイムで周回し、同国イギリス出身のBMWモトラッド・ゴールドベットSBKチームのチャズ・デービス選手や今年からホンダに移籍したレオン・ハスラム選手を抑えた。
★2012年準優勝のトム・サイクス選手(カワサキ)は1分31秒753のタイムで7番手と振るわない成績で予選を終え、アプリリア機を駆るアルテア・レーシングのダヴィデ・ジュリアーノ選手がそれに続いた。アプリリア・オフィシャルチームのシルバン・ギュントーリ選手と、ホンダCBR1000RRのジョナサン・レイ選手がトップ10の最後を閉じた。
★チーム・ドゥカティ・アルスターではカルロス・チェカ、アイルトン・バドヴィーニ両選手とも転倒し、ドゥカティ・デーとはならなかった。チェカ選手は第5コーナーで強烈なハイサイドを見舞い放り出された。同選手は12位で予選を終了、一方、バドヴィーニ選手は16位。チェカ選手は肩と足に痛みを覚え、また目眩もするため予選を中断した。バドヴィーニ選手はテストでの転倒の後遺症の痛みがまだあり、回復(胸部と肝臓に痛みがある)するまでには10日程かかる。
★上位10までの選手が、わずか1秒差に集中しているのは特筆すべき点である。
★Phillip Island – FIM Superbike World Championship – 公式予選1
1. Michel Fabrizio (Red Devils Roma) Aprilia RSV4 Factory 1’31.317
2. Eugene Laverty (Aprilia Racing Team) Aprilia RSV4 Factory 1’31.392
3. Marco Melandri (BMW Motorrad GoldBet SBK) BMW S1000 RR 1’31.539
4. Leon Camier (Fixi Crescent Suzuki) Suzuki GSX-R1000 1’31.608
5. Chaz Davies (BMW Motorrad GoldBet SBK) BMW S1000 RR 1’31.638
6. Leon Haslam (Pata Honda World Superbike) Honda CBR1000RR 1’31.687
7. Tom Sykes (Kawasaki Racing Team) Kawasaki ZX-10R 1’31.754
8. Davide Giugliano (Althea Racing) Aprilia RSV4 Factory 1’31.793
9. Sylvain Guintoli (Aprilia Racing Team) Aprilia RSV4 Factory 1’31.863
10. Jonathan Rea (Pata Honda World Superbike) Honda CBR1000RR 1’31.884
11. Jamie Stauffer (Team Honda Racing) Honda CBR1000RR 1’31.984
12. Carlos Checa (Team Ducati Alstare) Ducati Panigale 1199 1’32.063
13. Max Neukirchner (MR-Racing) Ducati Panigale 1199 1’32.243
14. Glen Allerton (Next Gen Motorsports) BMW S1000 RR 1’32.352
15. Loris Baz (Kawasaki Racing Team) Kawasaki ZX-10R 1’32.497
16. Ayrton Badovini (Team Ducati Alstare) Ducati Panigale 1199 1’32.540
17. Ivan Clementi (HTM Racing) BMW S1000 RR 1’32.757
18. Jules Cluzel (Fixi Crescent Suzuki) Suzuki GSX-R1000 1’32.801
19. Federico Sandi (Team Pedercini) Kawasaki ZX-10R 1’32.898
20. Vittorio Iannuzzo (Grillini Dentalmatic SBK) BMW S1000 RR 1’33.082
21. Alexander Lundh (Team Pedercini) Kawasaki ZX-10R 1’33.305
(日本語翻訳:moku / 伊語記事:2013年02月08日 Motograndprix記事より抜粋)
相変わらずの接戦の様ですが。
カルロス・チェカ選手は5コーナーで起きた転倒について、彼のキャリアにして今までに無い激しいハイサイドだったと言ってまして、とんでもない高さまで飛ばされてアスファルトに落ちた様ですが、幸いにして骨折はありませんでした。肩と右足を痛めたためフットブレーキを良く使う彼のライディングには支障あり…との事です。
一方、ジョナサン・レイ選手は新シーズンが始まり、今朝からちょっと興奮して神経質になっていたらしく結果もいまいちでしたが、ピットでは新レギュレーション対策にこんな練習をしていた様です。
こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
管理人様のコメントにいつもくすりと笑ってしまいます。
ところで、SBK開幕ということで、我が儘かもしれませんがお願いがあります。
もし既にご配慮いただいていましたら度々のこと申し訳ありません。
SBKは日本ではTVの生放送がなく、一週間後に録画が放送されています。
八代俊二さんの解説が何とも軽快で、録画でも楽しみにしています。
ただ、今までにも何回かこちらの記事タイトルで結果を先に知ってしまったことがあるのです。
放送までSBK関連の記事は見ないようにしていても、タイトルは見えてしまいます。
それまで一切見なければいいのですが、motogpと重なっているときもあり、そちらの記事は見たくて…というケースがあるのです。
速報性が必要なアクシデントやトラブルの記事は別として、もしできましたら、記事タイトルの結果記載は控えていただけましたら嬉しく存じます。
貴重なスペースを頂戴しました。ありがとうございました。
了解しました。
文章の最初がチラ見えすることもあるかと思いますが…
薄目でヨロシクお願いします。
お返事、お気遣い誠に感謝致します。
これからも楽しみにしています!