MotoGP

ロッシ『目的はコース学習だから』、ロレンソ『2日間で充分』:オースティンテスト

オースティン・テストを予定より1日早く切り上げたヤマハのロッシ/ロレンソ両選手。
この2日間を終えての感想が出てましたんで、どうぞ。

モトGP『ロッシ:何に手を入れれば良いかは分かっている』

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★オースティン・テスト2日目を終え、ヴァレンティーノ・ロッシがコメント。
「コースへのフィーリングは良くなったんで、面倒な点に関して作業を開始しました…特に、ブレーキングのキツいポイントが3ヶ所あるんで、そこで安定させられるかが重要でね。方向転換する際のトラクションと、長距離ストレートでのスピードを何とかしていくつもりです。今回、ここに来た目的はレースに向けてコースを理解することだから。

【M1機について】ここの低速コーナーでは…多分、かなりの差を付けられると思うんだけど。シケインがかなりのテクニックがいるね…難しいし、見通しが悪い。だから、ちょっと頭に入れとく必要がありますね。初日から見れば一歩ずつ良くはなってきてたんだけど、他と比べると少し遅れを取ってるわけだから。最速ラップを刻むには、あらゆるセクションをまとめ上げなければ。

【ホンダ機について】蛇行ゾーンで、うちより加速できてるし…加速時のグリップも高いね。うちが手を加えなければならないのは、その辺でね。高速ゾーンでは、うちはそれほど悪くないんだけど。

【オースティン・サーキットについて】良いコースだね…ティルケ設計士風のクラシックなコースですよ。高速部分が気に入りました…特に第2と第11コーナー。ワイルドなブレーキングポイントがどっさりあって、もの凄く広いし…オーバーテイクには良いんじゃない。面白いし、セパンみたいに暑すぎないしね。2輪レースをするには良い所ですよ。」

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★ホルヘ・ロレンソのコメント。
「順調でしたよ。特に昼食前が良かった。セットアップを変えて、自己最速ラップをさらにゼロコンマ何秒か削れたんでね。これで速い連中に近づけた…思ったほどってほどじゃないけど。当初、サスペンションにはセッティングがソフト過ぎたんで…もっと硬いのにしてみたら上手くいきました。コースを理解する他、ベースになるセットアップのことを思えば、この2日間のテストで充分だったんじゃないかと思います。オースティン・サーキットはファン受けすると思いますよ。凄いレースになるんじゃないかな。

今回はセットアップを何種類か模索して…新しいパーツはなかったです。セットアップだけを駆使して、サスペンションの調整を変えて…それだけで0.5秒も削りました。グリップがまだ充分じゃないけど…そのせいでセパンの時より後ろにいるんですけどね。とにかく、コースをできるだけ読み込んで、自分のスタイルを合わせるようにしてます。メインストレートでは時速340キロになってしまってね…本当に驚異的なスピードですよ!ブレーキをかけるのに、カウルの外にヘルメットを出していく時なんか、風圧がもの凄く強くて…がっちり安定させるのは難しいですね。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年03月13日 Mediaset.it記事より抜粋)




ロッシ/ロレンソ両選手とも、今回はミュージシャンにご縁があったようで。
ロッシ選手の方は、親友ジョバノッティがテキサスに陣中見舞いに来てくれたようでして。
M1ちゃんがちょっと妬いとりますな。

《昨日は私より@lorenzojovaの方が、たくさん撮られていたわ。》



そして、ロレンソ選手の方も…
おぉぉ、イギー・ポップとは…なかなか大物ですな。

《ほら、オースティン空港で会った人!!:)誰かわかる?》
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