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モトGP vs F1視聴率ダービーはモトGPに軍配

『モトGP対F1視聴率ダービーはモトGPの勝ち』

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★4月21日、日曜夜のプライムタイムに同じ時間帯で放送されたモトGP(生中継)の視聴率がF1(録画放送)を上回った。オースティンで行われたモトGP第2戦、マルク・マルケスが最年少優勝記録を達成したレースを342万人(視聴率11.2%)の視聴者が『Italia 1(メディアセット)』で観戦した。

★F1のバーレーンGPは『RAI 2(イタリア国営放送)』で21時から23時まで放送され、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが優勢のレースを246万3千人が観戦し、視聴率は8.36%であった。
この2レースの他に、今回はサッカー選手権セリエA『ユベントス対ミラン』の注目対決が重なった事を思えば興味深い数字である。

★衛星放送チャンネルの『SKY Sport F.1 HD』での視聴は増えており、バーレーンGP中継はコメンテーターにカルロ・ヴァンツィーニ、ルカ・フィリッピ(元GP2ドライバー)、マルク・ジェネ(元F1ドライバー、フェラーリ・テストドライバー)を配し、視聴者は113万0,703人、前回の中国GPを上回った。これはSKYのGP生中継の最高記録である。日曜日の1日でF1放送が集めたユニーク視聴者数は287万2,480人であった。



(Source:2013年04月22日 Omnicorse記事より抜粋)


生中継と録画放送を比べてどうする…と疑問に思う読者に説明しますと……イタリアの地上波でのF1放送は、今年からレースカレンダーの半分近くが(誠に残念ながら)録画放送になり、日曜日の昼のプライムタイム(ヨーロッパのGPは生放送)と、夕刻のプライムタイム(録画)の組み合わせで放送されることになりました。時差のあるオセアニア、アジアのGPを経て、今回のバーレーンGPは実質的に録画放送で行われたF1視聴者の反応を見る初めての機会にもなった訳です。

そして今回、『RAI』は恐らくわざとF1録画放送でモトGPの生中継に大胆に勝負を挑んで来て、その結果がこの記事に書かれてる数字なのです。
フェラーリの表彰台がない事をインターネット等で既に知っているであろう視聴者が、生放送のモトGPに流れたのは当然の結果のように思います。でも、アロンソが優勝(または表彰台)していたら結果がどうなっていたのかも興味深いですけど。

結局、私はモトGP⇒フォーリジーリ⇒F1の残り5ラップ⇒表彰式と言う順で観て、スペイン国歌をさんざん聞いた後、ドイツ&オーストリア国歌で締め。
とにかくスポーツ放送はナマに限りますね。


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