さて、まずはオースティン戦後、こんな風にコメントしていたベン・スピーズ選手なんですが…
『スピーズ不確定:なにが起きてる?』
★2012年を10位(88ポイント)で終えたベン・スピーズ。AMAチャンピオン、SBKチャンピオンを経て、モトGPクラスでの3シーズンではわずか1勝(2011年アッセン)、6表彰台しか挙げていない。先のオースティン戦では13位だった。
★スピーズ選手のコメント。
「胸の神経にわずかに問題があったんです。(手術後、いまだ痛みのある)肩のせいかどうかは分からないし…実際、肩の方はカタール戦に比べたらかなり良いんですね。ウォームアップのラスト2周で胸に激痛が走ったんですよ。まるでナイフで斬りつけられたみたいな痛みで…それでクリニックへ行って、レースに備えて色々とやってもらいました。可能な限りプッシュはしたんですが、充分ではなかった。ゴールまでのラスト8ラップでは、とにかく可能な限りのポイントを稼がなければと思って。もっと頑張らねば…100%の状態に戻るよう、マシンにも手を入れていかなければ。チームや友人、家族、ファンの皆さん、ドゥカティの事を思うと胸が痛みます…もっと好結果が相応しい人達なのだから。」
(Source:2013年04月23日Gpone記事より抜粋)
上記記事の最後に、《スズキのモトGP復帰に向け、現在ではスピーズの名前が挙ってきており、それ故にドゥカティ・プラマックからのオファーを受けたのではないかとも考えられる。モトGP界から一度出てしまうと、復帰が難しいと承知しているから。》なんて事も書かれてるんですが…
う〜〜〜ん、乗りたくて乗ってるドゥカティと言うわけでもないんでしょうかねぇ…
あっ、そしてですね…本日、ヘレス次戦への欠場が発表されてしまいました…
『スピーズ、ドクターストップ』
★ベン・スピーズがドクターストップにより、5月5日ヘレス次戦を棄権する事となった。同選手は昨シーズン終盤に肩を負傷し、今シーズン2戦は完治しない状態で参戦していた。なお、ヘレス戦での代役はミケーレ・ピッロが務める。
★ピッロ選手は当初よりヘレスでのワイルドカード参戦が決まっており、予定していた『ラボラトリー・マシン』にチーム・プラマックのカラーリングで参戦する事となる。
★スピーズ選手は信頼のおける医師らの検査を受けた結果、3週間の集中リハビリにより胸筋および背筋まわりの筋張力を緩和させる事となった。手術後の肩は順調に快復しているものの、レースに必要な筋力の増進には更なるトレーニングが必要とされる。これまでとは異なり、四肢の動きに焦点をあてた治療となる。
★ル・マン戦で復帰する予定。
(Source:2013年04月24日Mediaset.it記事より抜粋)
おっ、早速、デニス・ノエス御大(ジャーナリスト&ケニー・ノエス父)が一言物申しておりますな…
《ドゥカティがスピーズの代わりにピッロをラボラトリー・マシンで走らせたいのなら、それで良いだろうが、でもエンジンはスピーズが使ってるものでだよな》
Si Ducati quiere que Pirro lleve la moto de pruebas en vez de la de Spies, lo puede hacer, pero con motor de Spies.
— Dennis Noyesさん (@DennisNoyes) 2013年4月24日