さて、先のオースティン戦の最中にケヴィン・シュワンツがモトGP四天王について感想を述べとりました。
フランスの『”L’Équipe』紙に掲載されてたコメントを、スペインサイトが抜粋してましたんで…更に抜粋してみますね。
ちなみにシュワンツ氏によれば、今年のタイトル候補はロレンソ選手なんだそうで。
《カタール戦での(ホルヘ・ロレンソの)レース運びは1つのお手本だね。全くミスしないタイプだよ。20周だってゼロコンマ何秒まで同じように走れるでしょ。
(マルク・マルケスは)個性的だし、もの凄いハンドルさばきだ。カタール戦では惚れてしまったよ。チャンスが来たらペドロサを倒せるって分かってたわけだし、ロッシ相手にへこまなかった。将来に大いに期待できる証でしょ。
私はダニ(ペドロサ)の事は好きなんだがね、8年も前からホンダで走ってるのに未だに何も勝っていない。私の方が間違ってるって示してくれれば嬉しいんだが…そうはならないだろうね。ダニに足りない物は何もないよ…むしろ、足り過ぎてるぐらいだね…例えば、アルベルト・プーチの存在とか。
奴に『考える力』を奪われちまったんだろう。ダニが別の次元に達するためには自分自身が必要なんだよ。親に台無しにされて、自立できないでいる子供みたいなもんでしょ。
(ロッシのタイトル獲得の可能性は)あって欲しいと思ってるよ。2輪レースには必要な存在だから。グリッドに24台マシンが並ぶ事は可能だろうが、ヴァレンティーノ不在の世界選手権に価値はないよ。》
(Source:2013年04月20日Motocuatro.com記事より抜粋)
シュワンツ氏と言えば…
オースティンGP運営陣と係争中で、同サーキット立入り禁止になったりもしとりました。
代わりにオースティン戦にはシュワンツ氏のご両親がサーキットへ観戦に行ったのだとか…
《ケヴィン・シュワンツのご両親。サーキット・オブ・ジ・アメリカスとの戦いで、息子を支持しつつ…》
Los padres de @kevinschwantz apoyando a su hijo en su lucha con el Circuito de Las Américas… twitter.com/MOTOCI_Maroto/…
— Jose G. Marotoさん (@MOTOCI_Maroto) 2013年4月19日
そうそう、そう言えばイタリア大手サイト『Gpone』がある書類を入手したそうで、その内容に関してはケヴィン・シュワンツ氏も認めてるんだそうです。
その内容と言うのが…こちら。
『シュワンツvsドルナ:これが証拠の書類だ!』
[画像はクリックすると拡大します]
★2022年まで年間460万ドル(約4億4600万円)の州庫負担金がケヴィン・シュワンツに授与されるだろうとテキサス州が確約しており、同件に関しシュワンツはドルナと同意を得ている事が書かれた書類を『Gpone』サイトが入手した。
★同書類からの抜粋
【ドルナ⇒シュワンツ宛の手紙】同文書により『3fourTexas MGP LLC』を、2013〜2022年におけるテキサス州でのモトGP開催に関する諸権利の唯一の保持者とする。
【テキサス州検査官⇒ドルナ&シュワンツ宛】テキサスにおける世界選手権アメリカGPプロモーション契約条件に関する回答として、以下の内容を承認する。
・2013年以降、同イベントは州のイベント負担金に含まれる可能性がある。当方の初期試算によれば2013〜2022年まで、同イベント開催年には毎年460万ドルと言う金額が提示されている。
・同金額は『3fourTexas MGP LLC』(テキサス州でのモトGP開催に関する諸権利の唯一の保持者)宛、イベント開催後、該当書類の受理より30日以内に支払われるものとされる。
・当方では、テキサスにおける世界選手権アメリカGPは毎年、FIM(国際モーターサイクリズム)による世界選手権開催日程に含まれるものと認識する。
【ドルナCEO⇒テキサス州検査官宛】
Combs検査官殿
[…省略…]最後に訪問して以来、当世界選手権の開催地としてアメリカ国内に最適なロケーションを選択したと言う確信が募っております。『Tavo』のリーダーシップにより、当イベントがテキサスにとっても世界選手権にとっても素晴らしい成功を収めるであろう事は、私もケヴィン・シュワンツも確信を抱いております。当方では同イベントの毎年開催に、また、今後、長きに渡っての有益な相互関係に絶大なる熱意を寄せて見守っております。」
(Source:2013年04月20日Gpone記事より抜粋)