モトGP『ヘレスFP3の経緯』
★昨日のトップ3であるロレンソ/クラッチロー/ペドロサがセッション中、長きに渡りディフェンスし続け、最後にヴァレンティーノ・ロッシが追い上げてきた。
★首位はカル・クラッチロー(テック3)。リアにソフトのユーズドタイヤを使い18周回中7周目に1分38秒975を記録し、その後、8周に渡り1分40秒以下で走ってみせた。ちなみにペドロサ選手が11周、ロレンソ16周、ロッシ8周。
★ロレンソ選手が1分39秒を切るロングラン(9周)を達成。ペース面では最強。
★ロッシ選手は全22周回をこなし同セッションでは最多。長い間、首位タイムと約1秒差で走り続けたが、昨日の本人の言葉『もっと思い切ってやらなければ』を最後に実行し、またリアの新タイヤのお陰もあり首位クラッチローとの差は0.130まで縮まった。
★総合ランク1位のマルク・マルケス(ロレンソ選手と同点1位)は、6位(+0.525)ながら約1分39秒の好ペースを刻んでいる。
★ドゥカティ最速はアンドレア・ドヴィツィオーゾで、苦手なコースにも関わらず5位(+0.519)。しかし、ペース面では上位陣と0.8秒差。ニッキー・ヘイデンは8位(+0.645)で、CRTの7位エクトル・バルベラ(+0.640)よりも下位。ちなみにバルベラ選手はCRTで唯一、予選2へダイレクトに進む。
★今回は、昨日の転倒後、リズムを挽回できずにいたステファン・ブラドル11位(+0.858)が予選1で戦う事となった。予選2進出候補は同選手と12位(+0.913)エスパルガロ選手。
★カレル・アブラハムはオースティン戦での鎖骨負傷により参戦せず。
(Source:2013年05月04日 Gpone記事より抜粋)
モト2『ヘレスFP3の経緯』
★首位はティト・ラバト1分42秒967で、約1分43秒をコンスタントに刻む破格のペースで周回している。それに続くのは同じくスペイン人で2位ポル・エスパルガロ(+0.221)、3位ニコ・テロール(+0.497)。
★4位スコット・レディング(+0.528)は上位2名に若干遅れつつ、長きに渡り上位には居たが最終的にタイムを伸ばす事ができなかった。5位タカアキ・ナカガミ、6位トニ・エリアス、7位ホルディ・トーレスが近接し、マルセル・シュロッターは8位ながらも首位と1秒以上のギャップ。
★イタリア陣は相変わらず苦戦。転倒によりFP1をほぼ棒に振ったシモーネ・コルシは15位(+1.262)。
★トップ10内にカレックス機が7機。
(Source:2013年05月04日 Gpone記事より抜粋)
モト3『ヘレスFP3の経緯』
★フリープラクティス最後は昨日通りKTMライダーが、タイムテーブルの上位を埋めている。気温16度とまだ穏やかなもののタイムは既に削れてきている。
★首位はアレックス・リンス1分46秒938で、唯一1分47秒の壁を破った。2位ヨナス・フォルガー(+0.113)。
★KTM以外ではホンダ/FTRのジャック・ミラーが3位(+0.409)と健闘し、『ヴァーチャル・ファーストロー』からは0.6秒差。
ミラー選手のコメント。
「マシンの調子がけっこう良いし、タイムも一人で出しました。だから、もっと接近していけると思います。」
★21位ロマーノ・フェナーティは(+2.129)は昨日より0.3秒落ち、
(Source:2013年05月04日 Gpone記事より抜粋)