『SBK:モンツァ決勝レース主要選手コメント』
マルコ・メランドリ(BMW)コメント
「忘れられない1日になりました。本当に信じられない。シーズン初めは厳しい局面が色々あったけど、モンツァで優勝と2位を獲ったのは素晴らしい。僕のチャンピオンシップはこれから始まりです!
レース1では好ペースで走れる事は分かっていたし、こう言う厳しくて困難なレースを予期してたんだ。最終ラップでラバティ(ユージーン)にオーバーテイクされた時は絶対に巻き返せないと思ったけど、やってのけました。パラボリカコーナーで結構近づけたので、オーバーテイクを掛けました。スロットル全開で、幸い、全てが上手く行ってくれた。本当に信じられないです!レース2でも再現したかったけど、レースと言うのはこういうものだしね。攻め始めるまで待ってたけど、ギュントーリ(シルバン)をオーバーテイクした時にはラバティは先に行ってしまっていた。とにかく満足してるし、素晴らしいウイークエンドでした。此処ではマシンへのフィーリングも久しぶりに戻って来ました。僕のシーズンはこれからです。表彰台に上がり、此処モンツァで僕のファンや沢山の観客と祝うのは最高の気分です。」
ユージーン・ラバティ(アプリリア)コメント
「レース1の最後はちょっと残念でした。幾つかミスった所があって、優勝を逃してしまいました。だからレース2では絶対に勝ってやると思いましたよ。それも果せたし、僕らの強さを証明するような勝利だったんじゃないかなぁ。アッセンとモンツァは全く異なるサーキットだけど、うちはレースを通してかなりの戦闘力でした。アラゴンでのポイントゼロを急いで挽回し、今は最高レベルの戦闘力でトップと13ポイント差まで迫りました。今日は2011年の時の様な1-2フィニッシュだったら嬉しかったんだけど、これで良しとしましょう。今はドニントン戦で実力を証明できるよう目指します。ドニントンでは、ここ最近は好リザルトを出した事が無いけど、今年は上を目指してチャンスを確実なものにしたいですね。」
トムサイクス(カワサキ)コメント
「2レース共に、やれる事は全てやりました。これ以上は無理かもね。
レース1は激戦で、最初の15ラップはエンジンとタイヤに気を配り、最後に勝つ為の攻撃に備えました。感動のラストラップだった…もう少しで勝てたんだけど、間違いは冒したくなかったんだ。優勝を逃したのは残念だったけど、ポジティブなウイークエンドだったと思います。モンツァは僕たちにとって有利なサーキットでは無いけど、表彰台に2度も上がったし、総合ランクで離されてたポイント差も縮める事が出来ました。また満足な気分になれたし、今年はレース毎に成長して、アッセン戦からはコンスタントに表彰台争いできてますね。そう言うわけでハッピーだし、ドニントンパーク戦に向け自信が持てました。」
シルバン・ギュントーリ(アプリリア)コメント
「レース2でのサイクス(トム)へのペナルティーは正解だと思います。連続コーナーでのショートカットは彼に有利になる訳だし、レースの進行を見れば明らかな事です。
このウイークエンドは、本当に興奮しましたよ。レース1では前半は良い具合だったのに、ある時点からフィーリングが無くなって…4位以上は無理でした。レース2はユージーン(ラバティ)とメランドリが、少しだけ上だったけど、僕にはどうにも出来なかった。とにかく満足はしてます。チャンピオンシップに重要なポイントも手に入れたし、ただ、僕とチームはレース2の表彰台に上がれてたはずなんですけどね…。」
(Source:メランドリ、ラバティ、サイクス、ギュントーリ、2013年05月13日 Bikeracing記事より抜粋)