8月には茂木で、懐かしのホンダRC213V機のテストをする事になったケーシー・ストーナー選手。
もう今からアドレナリンが泉のように湧き出てるのでしょうか…
V8スーパーカー選手権の方も調子が上がってきたようで、7月26日にクイーンズランド・レースウェイで行なわれたフリー走行1回目はなんと第1位!
同日のフリー走行2回目は6位に、27日予選が7位でした。レース1の方は17位とちょっと下がってしまいがしたが、日曜日のレース2・3もなかなか楽しみですな。
では、8月の茂木テストに向けて、元チーフメカニックさんがコメントしてますんで見てみますか。
★ストーナー選手の元チーフメカニック、クリスティアン・ガバッリーニ氏が、8月の茂木テストについてコメント。
「初回テスト(編集部注:全4回が予定されている)は8月6〜7日、茂木で非公開で行なわれます。かつてのメカニック・スタッフらは、現在、マルク(マルケス)に付いてるもんですから、私だけが参加します。他は全員、夏期休暇ですよ。
【テストの目的は?】単純にマテリアルのテストですね。マシンを限界まで走らせられるライダーの方が良いんでね、通常、テストライダーはワークスライダーより0.5〜0.6秒ぐらい遅いもんですから。ケーシーが豪華テストライダーなのは確かでしょ。
【モトGP復帰に向けての先駆けになる?】私が彼を知っている限りでは…ないでしょうね。(最後の)ヴァレンシアから連絡を取ったのは僅かだが、後悔らしき事を言ってたことはないね。ケーシーはこのスポーツのメディア的な側面を好んではいなかったし、同じ理由でV8の事もうんざりしてるでしょ。環境は懐かしくはないだろうが、でも、マシンにげんなりして辞めたわけじゃないから。非公開で、メディアの仕事もないとくれば、彼にとっては完璧でしょ。
【ワイルドカード参戦も無し?】今年は、まずないでしょうね。
【マルケス選手が自分のマシンで新記録を樹立しているのを見て奮い立たない?】ケーシーはそう言う事は考えないから。記録とか関係ないんですよ…自分が出した記録も知らない事がよくあったし。純粋主義者でね。これじゃなければ興奮できないって言うマシンに乗るのが楽しみ…それだけなんですよ。
【今回、テストするマシンは?】2014年用のマシンと『プロダクション・レーサー』です。ただ、正確な計画は未定ですが。」
(Source:2013年07月24日 Gpone記事より抜粋)
おっ!
オーストラリアの絶対王者ことミック・ドゥーハン元選手も喜んどりますぜ!!
★ミック・ドゥーハンが『News Limited』豪紙に、次のようにコメントした。
「ストーナーが高速マシンでの興奮が恋しくなったとしても驚きませんね。私もこのスポーツにそう言う情熱を感じてるからね。ホンダにはストーナーをワイルドカード参戦させる計画がないようだが…ただ、その手の噂は10月ぐらいになれば…オーストラリア戦が近づいてくれば、此処では頻繁になって来るだろうけどね。
モトGP引退の決意が固いってことは分かっているが、彼がまだ若く、そして速い事を思えば、驚いていると言わねばならないね。
本人の決意は尊重するが、ただ、また走ってるのを見たいとは思うよ…ワイルドカードでちょっとだけだとしてもね。オーストラリアの同スポーツにとっても大きな出来事になるでしょう。最高レベルでもいまだに充分速いだろうって事に疑いの余地はありませんよ。オートバイのもの凄い才能があるのは確かだからね。」
(Source:2013年07月27日 Motoblog.it記事より抜粋)
復活まで…秒読みクリックPrego
テストででも良いからストーナーの華麗なフォームの走りを、モトGPファンなら誰でも見てみたいのでは?
ストーナーがもしいたらとは、いつも思う胸のうち、本音を言えばカムバックして旧世代としてマルケスと対決してもらいたい。 です。
このビッグニュースは、RCを開発している秋吉選手が、先の筑波の全日本でケガして入院中のため急遽持ち上がったものでしょう?
それだけホンダは今年のチャンピン獲得に本気だということでは?
ともあれファンとして楽しみがふえましたです。