★1位マルク・マルケスのコメント。
「今回の25ポイントはインディアナポリスやラグーナセカの時とはちょっと違う感じがします。ここに来る前は厳しい週末になるだろうなぁと覚悟してたけど、多分、インディアナポリスのときは色々ともう少し簡単だったんじゃないかなぁ。今回はFPも毎回100%の力でやってたし、リズムはかなり刻んでました…ここ最近のレースでやってた事なんですが…ただ、そんなに頑張ってたわけじゃないです。
スゴく良いレースだったし、限界まで攻めてました。特に序盤…ホルヘ(ロレンソ)に付いて行くのにね。彼との競合いは本当に素晴らしかった…抜きつ抜かれつで、その度に熱くなりましたね。最後は1位だったし、25ポイントは貴重ですよ。
【レースの読みは?】後ろにダニが居ることも知ってたし、ホルヘを抜くのが重要だって分かってました。抜かなきゃいけない…こじ開けなきゃいけないって自分に言い聞かせてました。
【どこで抜くかは決めてた?】何周かの間に学習してました。モトGP機の場合、きちんと決めなければいけないんです…ブレーキング地点にもの凄い高速で差しかかるし、ミスが許される幅は最少ですから。最初にオーバーテイクをかけたのは決めてた場所で…折り返し直線コースの最後です。
【オーバーテイク地点がはっきりしてきた?】モト2機の方が少し楽でしたね…もう少し賭けに出られました。マシンの乗り心地が良くて、セットアップも良い時は簡単ですね。苦労するコースもあります…バルセロナとかね。オーバーテイクをかけるにははっきり決めて、マシンの事も分かっている事ですね。マシンによって違いますから…(モトGP機は)前のコーナーから準備してなければなりません。」
(Source:2013年08月25日 Diario AS記事より抜粋)
★2位ダニ・ペドロサのコメント。
「【肩の痛みが辛かった?】いいえ、今日は痛み止めを使ってたんで…マシンに乗っていてもそんなに酷くはなかったです。ミスったのはストラテジーの方だと思います。終盤、少しリズムが良くなってたのに、ブレーキングがあまり強くなかったんですよ…抜けなかったですね。今日はコーナー立上がりもあまり強くなかったしね。それで1ラップ中ずっとロスしてました。
最後の方で、(マルケス選手を)抜こうと頑張ったんだけど無理でした。マルクが離し始めた辺りで、僕はホルヘ(ロレンソ)を抜いて…多分、1周遅かったんですね。ラスト、もう1周あったらマルクに近づいて、オーバーテイクを仕掛ける事ができたのに。満足はしてますが、それと同時に残念でもあります…。」
(Source:2013年08月25日 Omnicorse.it記事より抜粋)
★3位ホルヘ・ロレンソのコメント。
「ベストを尽くしました…あれ以上の事は無理だった。これまでのキャリアの中でも最高のスタートが切れたと思ったんだけど…何メートルかの間に4人も抜いたし、序盤の何周かは本当に速かったんです。ホンダ2機を引き離そうと頑張ったんですが、周回を重ねる毎にマルク(マルケス)とダニ(ペドロサ)がギャップを縮めて来ました。
ハードブレーキング地点と直線では明らかに2人の方が速かった…正直なところ、どうにもできなかった。雨がぱらつき始めた時も全力を出してました。ちょうと僕がトップを走ってた時で、何としても守りたかった。結局、マルクに抜かれ、何ラップか後にはダニにも抜かれてしまいました。あの時は、本当にあれ以上の事はできませんでした。抜き返すチャンスがなかった。
体力面について分かり易いレースでしたね…今回、表彰台に上がるのに自分自身の全てを引き出しましたから。このリザルトでは、タイトル獲得は難しいでしょうね。シーズンは終わってないし、厳しい事は間違いないけど…勝つ為には、あとゼロコンマ何秒かあれば良いだけですから。」
(Source:2013年08月25日 Bikeracing.it記事より抜粋)
さて、恒例となりつつあるマックス・ビアッジ皇帝様のお祝いツイート。
《朝4時の早起き!マルク・マルケスの偉大なる勝利、素晴らしい!ホンダはヤマハに比べ明らかに有利になったんじゃないかなぁ。ホルヘ・ロレンソは良く頑張ってるよ》
@marcmarquez93 excellent! I think Honda got clearly advantage compare Yamaha. @lorenzo99 try his best
— Max Biaggi (@maxbiaggi) August 25, 2013
ペドロサ選手とは付合いないのね…クリックPrego
去年と同じ、ペドロサ・ロレンソの高速バトル。
そこに、新たに加わったマルケスは、完全に一枚上手。いやー、凄かった。
motogpマシンがmoto2のよう。
遅かったs3・s4もFP4には克服。予選の油断が無ければ、ポールtoウィン。
なんか、もう横綱相撲。このままチャンピオン街道まっしぐらですか。
コーナリングマシンと呼ばれるヤマハ。しかし、エンジンに劣るのでやはり、突っ込みも、立ち上がりも、かなり攻めないと、という感じで、終盤タイヤが。ロレンソ、成す術無しと言った感じ。カメラも視聴者の疑問を共有して、ゴール後マルケスのタイヤを映していたけど、良く判らなかった。何故もつ、マルケスのタイヤ。
マルケス、進入も、旋回も、立ち上がりも速い、もう死角無しか?
次は、2位を走りながら、ズッコケた ムジェロに次ぐ高速コース。どんな走りを見せるのか、楽しみ。青山も復活してきた。
多くのモトGPファンが心から願い夢にみてきたロッシ選手の完全復活、それどころか現チャンピオン、ロレンソの時代にさえ終止符を」打とうとしている若者が現れた。 昇格1年目、11戦を消化しすでに5勝、まさに無人の野をいく快進撃である。
彼に狙いをつけられたが最後、誰であろうと逃げられはしない、どんな戦績のベテランでも、たとえそれが現チャンピオンであっても、である。
並外れた彼のその速さの理由は、モト2由来のライディングスタイルにある。
コーナーにさしかかるや、正確無比のコントロールで激しくリアをスライドさせ、一瞬にして車体の向きを変え立ち上がって行くのである。 だから旧来のスタイルのライダーたちに勝ち目はない。
何故なら、彼らは彼が利用している一瞬に方向を変えるスライドを 止める装置を きかせたバイクで立ち向かっているからである。
そのバイクは安全だが、遅い。
我われは今、とてつもない才能を持ったライダーの出現を幸運にも目撃しているのだ。彼はこのさき、どんな戦績を残し記録を塗り替えていくのであろうか。
その彼の名前とは M マルケス。
怪我人相手なのに美辞麗句で捲し立てるのは時期尚早じゃ無いかなぁ。
自分も鎖骨をボッキリ折った事がありますが、骨折前と同等レベルになるまで
何ヶ月か掛かりましたから。
痛み止めは、痛みと一緒に必要な感覚も麻痺させるから善し悪しですしね…。
まあ、熱し易い人は得てして冷め易いものですけどね(笑)
貴重な意見をありがとう。
わたしも今朝見ましたが、8月26日付けの、集英社のlove sprts sportiva でマルケスに関する西村章なる方の記事が出ています。 それをあなたへの反論とします。
http://sportiva.shueisha.co.jp/
ps
ケガが治ったとしてもこの状況に変わりはないでしょう。
これが時期尚早な判断か、それは今のロレンソの顔色と、次戦からのリザルトが証明するでしょう。
まあ、どちらにしろ、自分に何の関係も無い、他人の勝負事。
せいぜい、盛り上がって楽しむ事にしましょう。マルケスの走り、面白いですから。
他のライダーのファンの場合、マルケス邪魔でしょうけど。
実際、記録に関しては、両雄の怪我のおかげあり。しかし、それに値する走りだと思います。以前書いたように、怪我で決まるのは面白くなく、ガチンコ希望。しかし、自己責任の転倒なので、それもまた実力。
ルーキーなので、その走りは、どんな美辞麗句でも足りない位。
怪我の影響が有っても無くても、すでに十分速く、タイヤがたれてもペースを維持できる感じ、加えて走りの多様性、ラインの自由度によるバトル性能で、もうマルケスに分が有りそうな感じで怖い。
ロングスパートや、レース勘も、素晴らしく、序盤、無理して追わず、良く見て、じりじりUP。抜いた後、スパート開始時、結構ミスしている今は、まだご愛嬌。切り替え後のミスが減れば、抜いてロングスパート開始後、抜き返されず、追い縋られず、ブッチギれる可能性あり。出来れば、暫くそのレベルまで行かず、バトルして欲しい。ルーキーなんだから!
両雄は、怪我の影響であって欲しい。そうでなければ、マルケスの天下。ワザと出遅れてる感も有るスタート(ルーキーだから謙虚なスタート? まあ、実際スタートからのペースを取るのがイヤなんでしょうが。)が良くなれば、独走になってしまう。楽しさ半減。
今回そして特に前回の終盤、マルケスのその不安定さと、両雄の怪我による体力消耗が、相殺している感じもあるが、マルケスが、今までより一段成長してきた事も明らか。今後も、まだまだ伸びしろが有る感じで怖いが、その成長が良く見て取れる所がマルケスの面白い所。シルバーストーン、雨だけは止めてね、お願い、ほんとに。
誰かの記事に感化されて、その気になってしまう気持ちも分からんでは無いですが(笑)。
骨折した事が無い人は、骨折した人の状況など理解出来無いんでしょうねぇ。
鎖骨の骨折はブレーキングが物凄くシンドイんですよ。加速は影響が少ないですが。
次戦が1ヶ月後ならまだしも今週末だし。1週間で治るなら誰も苦労はしませんね(笑)。
アラゴンあたりから三つ巴のバトルが今より面白くなりそうな感じかな?
そこにロッシも絡んでくれば尚良いんですが(笑)。
日本にもこうも意地の悪い人間がいたことに驚いている、それもバイク好きに。
私のことだが、鎖骨なら2年ほど前に骨折したばかり、15年前には大たい骨骨折で今も左足は良く曲がらない。 わがチーム員には6日間意識不明、オートポリスのストレートを300キロで走行中に転倒し30数箇所の骨折とか、チーム員には身体障害者が何人もいる、だから高速は安く走れる。友人も2人バイクで亡くなった、これは公道でだが。
鎖骨骨折を自慢にしているようだが、バイク乗りに鎖骨骨折など骨折のうちにはいらない。バイク乗りにそんなリスクは当たり前である。
私自身12年ほどレースは走ったし、我がチームは今もST600で選手権に参戦している。だからライディングとセッティングはチーム員ととも常に勉強している。モトGPはライディングの最高の教科書であるだかr何回も見る。バイクライディング、セッティングともにリスクはあるが奥が深く面白い。リスクがあるから成し遂げたときの満足感も深い。
昔からバイクとバイク乗りが好きで、だからこの欄もそのための友好のスペースかと思い、いろいろ書いたが、こんな意地悪な人間がいてはどうしようもない。
最後に、鎖骨骨折くらいで大騒ぎする輩に一言。
世の中には、先が読める人間と読めない人間の2種類が居る。 気をつけて。
数々の自慢話楽しかったです(笑)。
自分自身は骨折なんて、恥と思えても自慢できる事では無いと思ってますが…。
ましてや他人の怪我の事なんて、無意味な虚勢でしかないのでは?おっと、失礼(笑)。
自分はヘタレなのでどこを折ろうが痛いものは痛いです。精神論は嫌いなんで。
でもトラコンって単語も知らない様だったし、文面を見る限りバイクに乗った事も無い方だと思ってました。
レースに携わってるなら曖昧な主観じゃなくて、もう少し理論的な内容が見たかったですね。
大体、自分の意見は誰々さんの文章を見て下さいとか、社会人としては失格レベルですよ?(笑)
まずは他人を引き合いに出して語るのを止める事から改善していきましょう。
管理人様、はじめまして!以前から大変楽しく拝見しておりました。
やはりモータースポーツ天国イタリー。情報量がすごいですね!^^
それももちろん、ひとえに管理人様が丁寧な日本語で訳してくださっているからなのですが!^^
たまにゴシップ的なネタもあって笑、いつも元気をもらっています!
さて、今回のこの記事に対する書き込みを拝見しておりまして
なぜか居てもたっても居られず、書込させていただこうと思いました。
私はバイクの免許を持っていて自分も実際に運転しますが、レースは観る専門ですし、技術的なことも正直上っ面だけしか知りません。
でも、マルケスはやはり数十年に一度の逸材だと思います。
いくら手負いの2強とは言え、仮に無傷であっても流れはそう変わらなかったんじゃないかなと思います。
勢いが他のライダーと全く違いますし、全身から溢れ出る覇気がすごいですよね。
それはきっと、マルケスには失うものがないからかなあと。ただシンプルに、毎戦勝ちたくて仕方がないという感じがします。
若さ故・ルーキーゆえと言われればそこまでですが、マルケスはレースを誰よりも(もしくはロッシと同じくらい笑)、楽しんでいるように見えるのです。
moto2、125時代からマルケスを見ていますが、当時から「持ってるなあ」という空気感は、ひとりだけ図抜けてましたよね。
その当時あった危うさというか脆さ、そういう部分が今年は急激に減った気がします。
たしかにいまもFPではよく転倒してるようですが、実際決勝での転倒は1回ですよね。
多くの方が口を揃えて言う「学習能力の高さ」を、そこから感じられる気がします。レース中でさえ、彼はいろんな感覚を研ぎ澄ませて学習してるんだろうなあと思います。
小学生の頃から見始めて約12年、motogpとともに成長してきましたが、個人的にはロッシ以来のヒーローが現れたなあと思っています。
たしかにロッシが持つ独特の人を惹きつけるカリスマ性では、まだ叶わないけれど、実力・才能はもしかしたらロッシ以上なのかなと。
マルケス自身は謙遜してるそうですが、やはり数十年にひとりの逸材だと思うのです。
いくら時代が違うとはいえ、最高峰クラスであることに違いはないですし、それでもあんなあどけない笑顔でパルクフェルメに帰ってこられると、さらに圧倒的な凄さを実感します。
誰かさんは「motogpは変わってしまった」と言っていましたが、私はF1に比べたらまだまだ人間味溢れてると思いますし
ここ数年は特に年々面白くなって、どんどんハマっていく日々です。笑
毎戦最高のレースをしてくれてありがとう!と、全ライダーに心から伝えたいです。
長々とすみません。。
これからもたのしみにしています!それでは^^