さてさてブルノ戦…
予選7位、決勝4位だったヴァレンティーノ・ロッシ選手。
観てる方も本人も、なんとなくモヤモヤ感が残っとりますな…
とりあえず、レース後コメントでござる。
「最終的に、全体としてはインディアナポリス戦よりは良いグランプリだった…ただし、最終的なリザルトは一緒だけど。
でも目標は上位3名に近づく事だったのに、出来ませんでした。ポジションは良しとして…ギャップが気に入らないですね。ただ、彼らは仕事振りは別物で、最強走行でしたけどね。ブレーキングを改善しようと違うセットアップを試したんだけど、かなり苦戦してしまいました。作業が山積みなのは確かだし、予選で苦労しているのも偶然ではないし。こんな後ろからのスタートって言うのが問題でね…特に、前の3人が速攻最強でプッシュしてくるんだから。クラッチローとブラドルがもう少し前に居てくれて、リズムを落としてくれないかなぁと願ってたんだけど、コーナー2つ過ぎたら、もうロレンソやマルケス、ペドロサに抜かれてたしね。いつも通り、序盤の何周かで若干苦戦してしまい…インディアナポリスよりはマシだったけどね。後半の方が良かったですね…ただ、上位3人が別物リズムだったから。最後はまたバウティスタと一緒になってしまって…彼に貼り付いてたんだけど、ギアがニュートラルに入って0.5秒ロスしてしまった。3周もかけて縮めたのに。
今日のホルヘ（ロレンソ）の操縦は素晴らしかったね…最初から最後までずっと最大限にプッシュし続けて…ただ最後は3位だったけど。ホンダ機はかなり速いですよ。自分に関して言うならば、いつも言ってルコトだけど、ホルヘとホンダ機に近づいていなければ。ラグーナもそうだったけど…首位マルケスから4秒ちょっとぐらいでゴールできた時のようにね。」
（Source：2013年08月25日 ヴァレンティーノ・ロッシ公式サイトより抜粋）
恒例、イタリア大手サイト『Gpone』の方は…
マルケス選手についてコメントしてる辺りを抜いてみました。
★ブルノ戦4位のヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「【今回で4連勝したマルケス選手について】このルーキー年はケニー・ロバーツとしか比較できないんじゃないかなぁ…ルーキー年でタイトルを取ってましたよね。
【最後に4連勝したのは2008年のロッシ選手だが…】言わなくても、もう分かってるだろうけど（笑）…重要なのは11戦中10回表彰台に上がる方でしょ。しかも上がれなかったのはムジェッロで2位走行中に凡ミスした時だけなんだから。
【どうやって倒せば…】スポーツを変えてもらうとか…F1に移籍するとかね。良いアドバイスをしてあげられるんだけどなぁ（笑）。冗談はさておいて、ホンダと彼の組合せは無敵コンビでしょ。ペドロサとは、どの程度なのか分かりませんけどね。でも、彼にしたって最後は降参せざるを得なかったんだし。」
【バウティスタ選手のマシンはホンダワークス機と違う？】そうですね。多分、僕らのM1機とカル（クラッチロー）のとの違いよりも、もっとじゃないかなぁ。RCV機って言うのはバランスが完璧なんですよ…ほとんどスーパーモタードみたいな感じで操縦できますね。滑らせながらコーナー進入して、オーバーステアの状態で操縦ができる。ヤマハとは違いますね…各マシン、それぞれの核があるんですよ。
【ヤマハは哲学を変えるべき？】その反対です…このままの道を進むべきだし、僕はそのお手伝いができて満足ですよ。明日、ここでテストをするんですよ…ちょっと新しい物があってね。
（Source：2013年08月25日 Gpone記事より抜粋）
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