『ウエットスーパーポール1リザルト』
★ピットレーンが空けられると同時に雨が降り出し、レースディレクションよりウエットスーパーポールが宣言され、スーパーポールは3セッションから2セッションへと縮小されるが、各セッションは20分に増やされた。
★アイルトン・バドビーニ(ドゥカティ)とジョナサン・レイ(ホンダ)がスリックとセミウエットタイヤを何度か試みるが失敗に終わり、全てのライダーがレインタイヤで出走。
★マルコ・メランドリ(BMW)が2分17秒136を刻むと、ジュール・クルーゼル(スズキ)、アイルトン・バドビーニの2選手のみが1秒以内でそれに続く。
★セッション終了5分前にシルバン・ギュントーリ(アプリリア)が2分17秒の壁を破り、ロリス・バズ(カワサキ)が続くも、いつものようにトム・サイクス(カワサキ)に阻まれる。
★レインコンディッションに慣れてくると、各選手とも記録を更新して行った。
★バドビーニ選手がサイクス選手を蹴落とし最速の2分13秒459を記録。3位は最終ラップで12番手から追い上げたギュントーリ選手。
『ウエットスーパーポール2リザルト』
★バドビーニ選手が早々に2分13秒863を記録したが、メランドリ選手が0.5秒以上の差で記録を塗り替えた。その後、バドビーニ選手は2分12秒を、メランドリ選手は2分11秒に続き2分10秒を刻んで行った。
★雨が弱まり、タイムが短縮されて行く。トム・サイクスが2位に躍り出るが転倒。
★メランドリ選手が無駄なリスクを冒さぬようリズムを上げてくる(チームメイトのチャズ・デービスは転倒)。一方、バドビーニ選手は最後まで強力プッシュで2分09秒513を記録し、キャリア初のポールポジションを獲得。
★最高峰クラスでドゥカティ・パニガーレ機のポールポジション獲得は今季通算2度目(1度目はチェカ選手がフィリップアイランドにて)。
★ファーストロー残りはマルコ・メランドリ、トム・サイクス。
(Source:2013年08月31日 Gpone 記事より抜粋)