おっ、なんか…ロッシ選手が…
まるでシーズンが終わったかのようなインタビューをしとりますな。
あっちこっちのサイトで同じ記事を出しとりましたんで、やはりここはイタリア人気サイト『Gpone』の記事から抜き出してみますか。
え〜と、サッカーの話とかモト3選手養成の話なんかもしてるんですが、一応、ご本人関係のモトGP絡みのとこだけ抜いてみました。
★ヴァレンティーノ・ロッシが『Sky』のインタビューで次のようにコメント。
「【今シーズンの成績は?】なかなかポジティブでしたね…ただ、もっとやらねばならないと言うことで6.5点ってところかな。苦難の2年間を経て、厳しいだろうって事は分かってましたから…特に今は上位3名が本当に強いですからね。トップはホルヘ(ロレンソ)とマルク(マルケス)で…でも、ダニ(ペドロサ)もいる。シーズン中、なんとか彼らの近づきたいと願い…イイ線まで行った時もあるし、あまり近づけなかった時もあった。とにかく、まだ安定して表彰台争いには加われないですね…だから、目標はそこです。
【3選手の中で誰が最強?】僕的には、今、一番優秀なのはホルヘでしょ…最強ですね。ただマルクにはNo.1になるポテンシャルがある。多分、来年か…数年後かにはなるでしょ。
【ロレンソ選手のタイトル獲得には奇跡が必要では…】そうですね。もう残り1戦だし。ただ、獲得できるポイントはたくさんあるし。ホルヘが優勝でもマルクが4位になれば…でも、奇妙な事が起きるとかね。ただ、ホルヘは現在のところ最強だと思いますよ…今年のホンダ機は若干ヤマハ機の上を行ってますからね…それでもホルヘは何度も違いを見せつけている。
もちろんマルクも凄い事を成し遂げてますけどね…1年目で…多分、オートバイ史上誰にもできなかった事でしょ…僕もできなかったですね。僕はデビュー年で総合2位にはなれたけど、マルクは僕より勝ち星を挙げている。年を取ったなぁって気持ちにさせられますねぇ…良い気分ではないですね(笑)。
まぁ、とにかく今年は1勝できたし…これはね、トップですよ。少なくとも1勝できるとね、シーズンの味わいは違ってくるもんなんです。
【苦難と非難の2年間を経ての1勝はどんなもの?】特別な勝利でしたね…2年半振りですからね。正直なところ、あそこまでの間、自分でも“もう二度と勝てないんじゃないだろうか”って思いましたからね。
【来年の目標は?】上位3選手について行き、彼らと戦う事。それほど離されてはいない…あとちょっとでね。今年はマシンのリハビリと、限界まで攻められるように戻るのに少し時間がかかりました。現在のあのマシンは、ここ何年間かのものと比べて限界がかなり違うんですよ。自分はまだ少しだけ足りないですね。それに僕もそれなりの年だから、難しくなってはいるかな(笑)!
【10回目のタイトル獲得は夢?強迫観念?】夢だな…強迫観念ではないです。まだまだ楽しみたいと思ってるし…楽しむって言うのは、つまり上位の方で戦い、優勝を目指し、表彰台に上がるって事でね。ただ、10回目のタイトル獲得に捕われてはいません。
【秘訣は?】秘訣は自分の好きな事をやる事。マシンに乗るのが一番楽しい…情熱を傾けてますね。常に僕の人生だった。それにレースに向うのも、チームと一緒に働いて、レース・ウイークエンドのストレスやテンションの中で過ごし、決勝レースで…スターと5秒前、アドレナリンが沸き上がって来るのを感じる。こんなにワクワクできる事は人生で他にないですね。
【フィリップアイランドでのマルケス選手の失格については?】厳しすぎますよね…あの2周間で交換しなければならないって話だったからではなく、あの『』な戦略を立てて、渋滞を避けつつ1周後のゴール前でピット入りさせたのがホンダだったのか…それともマルクが見過ごして間違えたのかが良く分からなかったですからね。
【最強ライダーだと言う気持ちがある?】現実的にならないとね…もっと強くなれるとは思ってます…とにかく、上位陣と勝負できるようになるとはね。でも、ここ何年かの自分のリザルトを見れば、最強ライダーだと感じると言うのは適切ではないでしょうね。
【では、最強ライダーだった?】もちろん。5〜6年、最強ライダーでしたね。」
【弟ルーカ・マリーニについては?】うちの弟は優秀ですよ…僕的には世界選手権にはまだ早いけど、今年は人間的にもライダーとしても実に成長したし、かなり戦闘力は高かったですね。来年も同じように進んで欲しいし…できるだけ早くモト3クラスに上がって来て欲しいですね。
(Source:2013年11月04日 Gpone記事より抜粋)
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