遂にヴァレンシア最終戦が始まりました!
13ポイント差でタイトル争いをしているマルケス選手とロレンソ選手に、当然ながら注目が集まってるんですが…
金曜日のFP1終盤に、ちょいとした事件がありましてね。
スタート練習のため全選手が停止した時、ロレンソ選手がマルケス選手のリアタイヤに軽くマシンを接触させたんですよ。
こちらが、その映像!!
マルケス選手はロレンソ選手だと確認すると、「やれやれ…」って感じで軽く首を振ってますが…
その後、こんな風にコメントしとりました。
★マルク・マルケスが、FP1でロレンソ選手から受けた挑発についてコメント。
「もちろん、彼が僕にプレッシャーを与えようとしてやったんですよ(編集部注:具体的な個人名を上げずにコメントを続けていた)。リアタイヤに接触された感じがして振り向いてみたら、彼だったんでびっくりしました。その瞬間、ちょっとイラっとしましたね…あそこは集中すべき瞬間ですから。彼は経験豊富で、色々な戦略を駆使するけど、僕はいつも通り、落着いてますよ(笑)。
正直なところ、昨日よりぴりぴりしてます。今日…コースに出た時は、いつも通りの金曜日でしたけど。コース・コンディションは完璧ではなく、マシンのバランスを上手く計ろうと頑張りました。最終的にはトップタイムが出せたけど、全体的なフィーリングをもっと高めていかなければ。ここはダニ(ペドロサ)やホルヘ(ロレンソ)の戦闘力もかなり高いですから。
僕の戦略については説明しづらいですね…今日、明日と100%の力を出して、日曜日は何が起きるか…ですね。いつも通りに操縦すべきと言うのが僕の考えです。最大限の集中力を保つにはそれしかないでしょ。それに、このモトGP機だと…マックスまでプッシュしなければタイヤが温まってくれず、ブレーキに問題が出てきてしまう。『のんびり行く』なんて有り得ませんから。」
(Source:2013年11月08日 Moto.it記事より抜粋)
そして、ロレンソ選手の方はと言えば…
★ホルヘ・ロレンソが、FP1でマルケス選手を挑発した件についてコメント。
「僕が時々やるジョークの1つですよ。2年前のムジェッロでコーリン・エドワーズにやった事があるんです。好きな様に解釈されてかまいませんが、ただの遊びみたいなもんですから。
これまでの統計からすると、まずもってマルク(マルケス)は表彰台に上がるでしょう。結果を変えるものと言えばライダーのミスか、もしくはチームのミスだけでしょ。何が起きるかは誰にも分からない…誰かに転倒させられるかもしれないし。
ここのコースは僕もヤマハ機も常に苦戦してきてるんで、(フリープラクティスの結果については)けっこう満足してます。良い日も悪い日もあった。マルクにそう離されてもいないし、総括するとM1機も開幕戦に比べて良くなっています…もの凄くと言うわけではないですけどね。今でもホンダが規準機です…1周だけ見ても、ペースを見てもね。僕は、そのどちらも改善させていかなければ。
僕は失うものは何もないから…だから、こうも落着いていられるんです。モトGPでの初タイトルの頃を思い出しますね…あの時は、確かにプレッシャーを感じていた。もう2回(タイトルを)取っているし、今回は思いがけないチャンスですから。ただただ最大限に利用するだけです。」
(Source:2013年11月08日 Gpone記事より抜粋)
スペイン熱闘クリックPrego
ロレンソは、クールなスタイルが似合うと思うんだけど。いつも空回りしているような。
自分の力だけではタイトルを獲得できないせいか、「失うものは何もない」と何度も繰返して発言して精神戦に持ち込もうとする姑息なコメント。
そして今回の”ジョーク”(?)は、かっこ悪い。というかくだらない。
ヤマハのマシンがタイムの出ないコースでは、マシンが”ホンダより遅い”と強調すること。もあまり言い過ぎると言い訳にしか聞こえない。
あと、今回のスペシャルヘルメットのデザインも…センスが古いような…。
もっと、かっこいいロレンソが見たい!
ヴァレンシアで失うものが無いのは、ダニだけでしょう。
ダニの優勝は、マルケスをアシストすることになる。
遠慮も躊躇も感じることの無い時のダニは、勝負強くとても速い。
最終戦はガチンコ勝負して欲しいです。
〉自分の力だけではタイトルを獲得できないせいか、「失うものは何もない」と何度も繰返して発言して精神戦に持ち込もうとする姑息なコメント。
マルケス以外の選手は誰もが「失うものは何もない」状態です。ロレンソに限らず誰でもそうです。そして、ロレンは何度も繰り返して発言してませんよ。バレンシアに来て初めてです。最終戦ですしね。
蛇足ですが、マルケスは今期、もっと以前にプレスカンファレンスでこの発言をしていました。
自分はルーキーだから何も失うものはない。プレッシャーがかかるのはホルヘやダニの方だと。きっとロレンソはこの時の発言を覚えていたんでしょうね。
〉ヤマハのマシンがタイムの出ないコースでは、マシンが”ホンダより遅い”と強調する
こと。もあまり言い過ぎると言い訳にしか聞こえない。
皮肉なことに今年はホンダのコースでもロレンソは強かったですが、ヤマハに今年ロレンソがいなかったら、日本ラウンド以前にマルケスにタイトルが決まっていたでしょう。年間を通してマルケスとペドロサのホンダカップになっていた可能性もあります。
来年はロッシもタイトルを狙って復調してくるはずですから、稀にみる面白いシーズンになると思います。楽しみですね。
笑っちゃいました!
挑発、と言うほどのものではなく、ロレンソの言うように、悪ふざけですね。
もうレースが楽しみ!
わざわざ「僕には通じない」と言う辺り、通じちゃってますね(^^;
「そんな事ありました?気付きませんでしたよWWW」くらい言うかと思いました。
でもこれ立場が逆だったら大変だろうなぁ。レースディレクションに訴えたりするんじゃない?
ホルヘは自然体を装ってるけど勝つ気満々だね。出来る事は何でもやるって感じ。
みんな有終の美を飾るべくガンバレ!!
自分でもいってるとおり、マルクは結構ピリピリしているように感じますね。
あの程度のイタズラに過剰反応するマルクじゃないでしょうしw
いくらメンタル強いといっても若干20歳の男子ですからね。
こんなシーンでピリピリしないほうがおかしいですし。
必死にクールに行こうとしているあたり、デビルも結構カワイイじゃないですかw
あの「コツン」だけれど、ホルへ贔屓の私から見ると
「まああんまり緊張すんなよ」くらいの気持ちでやったように見えたけどなぁw
プレスに聞かれたらあえて「プレッシャーかけてやったのさ」って言うあたりがホルへらしいというかね。
ホルヘはいい意味でいろんな思いを手放して俯瞰でレースをを考えているように思います。
だからきっとピュアなレースをしてくれると思うわけで。
ううう待ちきれない・・・
自分だけかなぁ。ロレンソの、凄い走りや強いレースメンタルとは別に、普段の人格は、自然体で居られない様な脆さと言うか、不安定さというか、幼さというか、無理している感じを受ける。 万人に受け入れられたい、いい子が、一生懸命、受けを狙って、滑ってしまう様な。
どう転んでも、ロッシやマルケスの様な、お茶目な人気者には成れない訳ですし、走りも、マルケスの様な派手さは無く、玄人受けするタイプだし。
何て言うか、似合わない行動に感じてしまうなぁ。何か、意外と、”いい子”なのかな。人気者に成りたいのかな。ジョークだと、2年前エドワーズにやった事があるなんて、わざわざ自分で説明しなければならない所が、なんかちょっと痛々しい感じも。
それとも、本当に、勝つための戦略なのだろうか? そうだとしたら、効いたかな。
ロレンソ、イマイチ良くわからん。自分は、偉大なチャンピオンを期待する。最終戦に相応しい、いつもの走りをお願い。
さすがのマルケスも、単なる初年度チャンピオンと言うだけではなく、自分の生まれる前、歴史時代の伝説的記録を更新するわけですから、普段通りと言う訳には行かないでしょう。トップタイムは立派。スタート頑張れ。
ロッシがサポートなんて不気味、ぶつけないでね。
私はロレンソが2010年にタイトルを獲得してから、大きく変わったと感じています。
それまでの居丈高で粋がっていてピリピリしていた感じから脱却し、一段視野が拡がったように見えました。
目先の、自分自身だけの勝利や名声にとらわれるのではなく、もっとGPやモータースポーツ全体のために何ができるのか。
これからの時代は、ロッシに代わってMotoGP界を背負っていくのは自分であり、その人気や評価、イメージを高めていくために尽力していこうと本気で思ったのではないでしょうか。
ストーナーがリスペクトしていたのも、ロレンソのそのような部分であると思っています。
今回の一件を好意的に解釈すれば、実はロレンソ本人としては宣伝担当や視聴率を気にするディレクター的な視点で、彼なりに世紀の最終戦を盛り上げるべくプロレスを演じているのかなと想像しています。
ですので、自分としては(メンタル攻撃にしてはちょっと微笑ましいので)笑ってしまいました。
なんだかんだ言ってヴァレ意識してんのかな。
繊細なダニならともかく相手がマルクじゃねぇ。ダメでしょ。
ホルヘもこの外しがちなパフォーマンスがなければ
もっとチャンピオンらしさが出るように思うんだけどなぁ。
覇者にはなれても王者の風格はなかなか出ないですよ。
初タイトルがかかった最終戦のルーキーに対して、
チャンピオンがおふざけで行うべき行為ではない。
ロレンソのあまりにも幼稚な言い訳。