『2014 SBK アラゴン、FP3リザルト』
★SBKアラゴン戦FP3はマルコ・メランドリ(アプリリア)が1分57秒686で首位。昨日はFP1〜2総合6位で終えたが、ほとんどユーズドタイヤを使わなければならなかったからとコメントしていた。
なお、FP3には新タイヤで挑んだ。また、アラゴンサーキットでは過去2回優勝している。
★予選2へダイレクトに進める1〜10位までの選手のタイム差は0.9秒未満。
★昨夜は大雨で、気温も下がっている(15度)。
★昨日のFP1・2ともに首位に立っていたジョナサン・レイ(ホンダ)は、日曜のレース1(昨年より開始が1時間早い)は気温が下がる事を鑑み、リアタイヤの検討に励みFP3は7位。
★レイ選手以外は上位15選手が自己タイムを削ってみせた。
★昨年のチャンピオンことトム・サイクス(カワサキ)は2位。
★5位ダヴィデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)はブレーキングに問題が生じていたが、特大ディスクを使用。ゴール前の直線コース終盤のハードブレーキング(5速に下げ、時速320〜330kmで通過する地点)で有効となる。
★10位ユージン・ラヴァティ(スズキ)は豪戦レース2からのエンジントラブルに煩わされていたが、マシンから煙が上がり長くボックス待機を強いられた。エンジン2基目の故障は回避できた模様(今シーズン、各選手8基使用できる)。
★11位のニッコロー・カネパ(ドゥカティEVO)は予選1をこなさなければならないが、EVO勢では相変わらず首位。
★これまでのレースでは、最後のセクター2ヶ所では4気筒エンジンが違いを見せてきた(アプリリアのギュントーリ選手のトップスピードが時速328.3km)。しかし、チャズ・ディヴィス(ドゥカティ)は時速10km遅いにも関わらずT5区間では最速である。チームメイトのジュリアーノ選手にも同様の事が言え、つまり、ドゥカティは好ペースで走行している徴候と見られる。
(Source:2014年04月12日 Gpone記事より抜粋)