オースティン戦では最初から物議をかもしていたタイヤ問題…
レース前の木曜日には、マルケス選手がこんな事を言っとりました。
『マルケス:ブリヂストンは2014年タイヤに集中していくと言ったが…なぜ2013年タイヤを用意してきたかは分からない』
★オースティンGPに突入した木曜日、同戦で2013年用タイヤが使用される事について、マルク・マルケスが次のようにコメントした。
「批判するつもりは全くないです…結局のところそれほど心配するような決定じゃないし、去年のタイヤはここでのレースで上手く行ってましたから。重要なのはハードタイヤの方は2014年用なんですよ…そっちの方がもう少し使う事になる感じなんですが。ただ、最終的にブリヂストンが僕らは2014年のタイヤに集中して行く事になると言っていたし、今年はずっとそれを使うだろうって事だったんで、確かによく分からない話ではあるんですけどね。
実は、今回の決定の理由が分からないんです…2〜3種類の異なる理由を聞かされて…結局、良く分からないんです。
最初はロジスティクスの問題だと言われ…その後、製造の話になって…良くないタイヤがいくらか出来てしまったとか…でも、最終的に1年分のタイヤはその年の初めに造られるわけだし…まぁ、でもね、大したことはないですから。」
(Source:2014年04月11日 Motocuatro.com記事より抜粋)
そして、レースが終わってみると…
ロッシ選手のタイヤがこんな風に…
[下記写真はBikersromagna.it記事より抜粋]
その他、レディング選手やイアンノーネ選手のタイヤも似たような感じになってしまい…
ちょっと記事を1本見てみますか。
『ブリヂストン:オースティン戦、フロントタイヤ問題を分析』
★オースティン決勝戦ではブリヂストンが用意したフロントタイヤの何本かに問題が生じた。
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はレース序盤は好調だったが、結局、8位でゴール。
アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック)はレースの半分以上で3位を走行していたが、フロントタイヤの劣化により失速し7位でゴール。
エクトル・バルベラ(アヴィンティア、上記写真は同選手のタイヤ)は大事故を避けるべく失速。
(Source:2014年04月14日 Motograndprix記事より抜粋)
そして、タイヤはブリヂストンによって分析され…
その結果が、こちら。
『ブリヂストン:オースティン・タイヤ問題の原因を調査』
★マサオ・アズマ(ブリヂストン・モータースポーツ・タイヤ開発部門チーフエンジニア)のコメント。
「多数の選手のフロントタイヤの右側部分に生じたような激しい損耗は、我々の予期するところではありませでした。(オースティンサーキットの)コースにはタイヤの右側部分に厳しい箇所がいくつかあるが、そう言った要求にも応えられるようなタイヤ選択をしていました。
今後、あらゆる可変的な要素に目を向けていかねば…各選手のライディングスタイルやマシンの特性、レース開催時間によるコースコンディション等ですね。今回の問題が、なぜ特定の選手のみに生じたのかを理解せねばならないからです。
また、自信をもって言える事ですが、問題が生じていたタイヤはいかなる形であれ不良品などではありませんでした。しかし、おそらくコース・コンディションが昨年の状態や、またFPの時に比べ危険なものではあったでしょう。とにかく、正確に何が起きたかを掌握すべく徹底的な分析を行なう事を計画しています。」
(Source:2014年04月16日 Omnicorse.it記事より抜粋)
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>石橋を叩いて渡ろう
ブリヂストンの創業者の名前を考えると意味深(なのか?w
お、お、殴打じゃないですよ(汗)
去年のF1ピレリ問題思い出したわ