『ドヴィツィオーゾ:ドゥカティ残留?選択肢の1つ、他とも話している』
★ル・マンGP木曜定例プレスカンファレンス後、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がイタリア報道陣に次のように語った。
【ムジェッロテストでは新機材を試した?】
「シャーシが1つあって…それでなら違ったセットアップができるでしょうね。現在のものでは、方策的に限界に達してました。来年のプロジェクトのベースを決めるための仕上げ作業です。今のところ、これ以上の事はできません。極めて強い走りができましたよ、3人ともね(ドヴィツィオーゾ、クラッチロー、イアンノーネ)。ただ、環境が最高だったから。」
【新マシンについては?】
「何も分かりません。ジジ(ダッリーニャ、ゼネラルディレクター兼テクニカルディレクター)の頭の中にはプランがあるようですが。(ジジが)何ヶ月か時間を置きたいと言っていて…ブリヂストンタイヤでのモトGPを経験して、うちのマシンの良いところを引き出そうとしてるんです。現在は、そう言う状況です。」
【ブリヂストンによればル・マンはスーパーソフト(ドゥカティ&オープン機が使用)が有利だと…】
「本当にそうかもしれませんね。うちにとっては良い話でしょう…僕らのライディング法からすると(タイやエッジを多用)、簡単ではないでしょうけど。」
【マシンはホンダの方がヤマハより優れている?】
「個人的な僕の経験からすると、とやかく言うのは間違いですよ。傍目には(ホンダの方が)何かしら優位に見えるが、常に理解し難い事でね。」
【2015年もドゥカティ残留?】
「結果を出す為に僕はここにいるんです。投資の2年間で、1年目は実に厳しかったが、今年は少し良くなってきてますね。僕の優先順位1番はまず話し合いの場に立つ事ですが、誰とも交渉は始めてません…ドゥカティともね。他の選手と違い、僕は逃げも隠れもしないタイプですから。だから、いくつかのメーカーと話し合いは始めた事を言っておきましょうか…市場がどうなっているのかを理解するためでもあります。」
【マシンの戦闘力が目安?】
「あいにく、先に新マシンを見る事はできないんで…だから、また賭けになるでしょうね。ポジティブ面はマシン作業は同じ人間が行なうだろうと言う事、そこは有利ですね。とにかく、やはりこれは賭けですよ。」
(2014年05月15日 Motograndprix記事参照)
あの…『Infomotogp』サイトが今年のライダー市場について、なかなか面白い事を書いとりましてね。
例えば、ロレンソ選手がヤマハから出るとしたら、この人の契約金を支払えるレベルのメーカーと言ったらドゥカティぐらいのものだし…
ロレンソ選手は250cc時代に一本眉ダッリーニャさんと組んでタイトルを取ってるから、旧知の間柄だし…有り得なくもないんじゃないかと。
で、もしロレンソ選手がドゥカティ入りしたら、ドヴィツィオーゾ選手がドゥカティ・プラマックの方に移る事になって…
これもドヴィ&イアンノーネ選手のイタリアチームって事で、悪くはないんじゃないかとも。
まぁ、これはクラッチロー選手が1年で辞めるオプションを使わないで、ドゥカティに残留した場合の話なんでしょうけどね。
いやぁ〜でも、ドヴィツィオーゾ選手もファクトリーにこだわってきたライダーなんだから、プラマックに移るんなら…スズキでファクトリー選手の道を選ぶような気もするし…
ん!?そう言えば、「いくつかのメーカーと話し合いは始めた」って…
あとはどこと話してるんでしょうねぇ。
サラリーも良いらしいし、ドカが少し上向きの今、イタリア人だから迷うでしょう。
自国の英雄ロッシが、成し遂げられなかった事を、成し遂げれば、株が上がるし。 有能と言われるジジが居なけりゃ、迷う事無く、スズキでしょうが。 トラブル続きのクラッチローを見ると、改革が巧くいってるのか、そうじゃないのか、
外からでは判りにくく、微妙ではありますね。
再挑戦スズキとしては、年齢的にも脂がのっていて、何に乗っても早く、3メーカー経験した、ドヴィが一番美味しいですね。表彰台争い出来る実力が有るでしょうから。 +スズキとしては、将来の顔となる元気の良い若手も欲しいですね。
ファクトリーのスズキがどれほどのものに仕上がるのか判りませんしね。
新デスモセディチ、いつ登場するんでしょうか?
苦労人のドヴィには、そろそろ良いマシンに乗ってもらいたいです。