モトGP『アッセンFP4・予選1・2の経緯』
★[予選2]モトGPクラス予選2の開始数秒前、強めの雨が降り始めた。全選手がレース並みのスタートを切り、雨が更に強くなる前にスリックタイヤでのタイムアタックを試みた。
★[予選2]雨にも助けられアレイシ・エスパルガロ(ヤマハ・オープン)が1分38秒879を刻み、9年のキャリアで初のPPを獲得。なお、これまでのCRT〜オープン機時代で、ファクトリー機以外のマシンがPPを取ったのは初めて。
アレイシ選手のコメント。
「雨が降り出した時、うちのブリヂストンスタッフから“行け、行け”って言われ…僕は待ってみたんですよ。そして全力でプッシュして勝負に出て…すごく嬉しいです。僕は他の選手にプッシュして行かせて…カオス状態になることは分かってましたから。プッシュし出したら、他の選手たちよりも上を行ったようで…1グループはいましたね。これはPPが取れたなって…けっこう確信してたら、やっぱり取れてました。」
★[予選2]2位マルク・マルケス(ホンダ、+1.405)のコメント。
「今日のリスクはミスをする危険でした…たいした収穫もないのにね。難しいコンディションの中、危うい1周をこなし…かなりの選手を抜きました。目標のファーストローには届きました。明日はドライになってくれると良いんですが…これまでのレースとは違ったものになるでしょうね。」
★[予選2]3位ダニ・ペドロサ(ホンダ、+1.943)のコメント。
「迷ったんですよね…少し待つか、すぐにプッシュするか。コースの限界は誰にも分からなかったし。ファーストローは重要なリザルトですね。明日はどんな状況でもOKにしておかなければ。」
★[予選2]5位カル・クラッチローはドゥカティ機での予選最高リザルト(+2.007)。
★[予選2]ヤマハファクトリー組が悲惨で、ホルヘ・ロレンソが9位(+3.470)、ヴァレンティーノ・ロッシが12位(+4.836)。
★[予選2]セッション終了の5分前には全選手がレインタイヤで出走したが、ウェットレースに備えてセットアップを試しただけ。
★[予選1]雨模様ながらドライ状態で開始。1位バウティスタ、2位クラッチローが予選2行き。
(2014年06月27日Gpone記事参照)
モト2『アッセン予選の経緯』
★エステヴェ・ラバト(カレックス)が今シーズン6回目のPPを獲得。最終セクターで苦戦していたが、セッション終盤で克服して1分37秒311を刻んでみせた。なお、2012年のマルク・マルケス記録には届かず。
ラバト選手のコメント。
「すごく嬉しいです…この2日間、懸命に作業してきましたから…特にコースの最後の箇所ですね。でもレースは明日なんで、様子を見なければ。天候に気を配るのも基本になりそうですね。」
★2位ドミニク・エガーター(スッター、+0.151)のコメント。
「良いリザルトです。今はレースの方に集中してます…そっちの方が重要ですから。」
★3位はサム・ローズ(スピードアップ、+0.363)。
★タカアキ・ナカガミが5位(カレックス、+0.565)。
★イタリア勢トップはシモーネ・コルシの6位(カレックス、+0.582)。
★転倒はジョルディ・トーレス、アズラン・シャー、ジョナス・フォルガーでケガはなし。また、ロビン・ムルハウザーが転倒した際は、マシンが炎上。
(2014年06月27日Gpone記事参照)
モト3『アッセン予選の経緯』
★現在、ランキング首位のジャック・ミラー(KTM)が1分42秒240を刻み、4戦振りのPPを獲得した。
ミラー選手のコメント。
「厳しかったです…でも、すべて上手く行きました。レースは激闘になること確実でしょう。でも、序盤ラップで逃げ切れるようなペースで走ってますから。」
★2位はアレックス・マルケス(ホンダ、+)、3位はニクラス・アジョ(ハスクバーナ/KTM、+)。
★昨日のFP2首位エネア・バスティアニーニは12位(KTM、+)。チームメイトのニッコロー・アントネッリは5位(+)。
★VR46チームのロマーノ・フェナーティは9位(KTM、+)。
★1位〜18位アーサー・シシスまでのタイム差が1秒未満。
★転倒はオランダ出身のトーマス・ファン・リューエンと、マレーシア出身のズルファミ・カイルーデンで、両選手ともケガはなし。
(2014年06月27日Gpone記事参照)