ロレンソがヤマハ残留なら、ポル・エスパルガロは自由に…

なかなか去就が決まらないホルヘ・ロレンソ選手…
ビッグ選手が決まらないと、その下の選手らが動けないわけですが…
ぼちぼち、皆さん業を煮やしてか、色々と喋り始めてくれてるみたいですな。

『ヤマハ：ロレンソ残留ならポル・エスパルガロは自由に』

★現在、ヤマハ・テック3からモトGP参戦しているポル・エスパルガロは、ヤマハと直接の契約を交わしているが、実は今シーズン末に他チームへの移籍が可能である事を明かした。

★ポル選手が『MCN』サイトに次のように話した。
「もしファクトリーマシン2機とも別の選手に決まっているなら、僕は他のチームと交渉し、移籍する事も可能なんです。
オファーはいくつか来てますが、まだどうしていいものやら…僕の第一希望は（ヤマハ）残留ですから。チームもマシンも気に入っているし、僕の戦闘力も上がってきているし。テック3はモトGPクラスでも一、二を争う優良チームで…こんなレベルはそうそうないですよ。たとえファクトリーマシンが2機とも他の選手に決まっていても、酔狂な決断はするべきはないでしょう。移籍するような理由は見当たらないんじゃないかって思うんですよ。」
（2014年07月07日Omnicorse.it記事参照）

ポル選手の契約については、スペインサイト『Motocuatro』がもう少し詳しく書いてくれてましたんで抜き出してみますね。

★ポル・エスパルガロはヤマハと、ファクトリーライダーとしての契約を交わしており、同契約によれば初年度はテック3から参戦し、2015年にはヤマハファクトリー機に乗れる権利があるとされている。また、もし同機に乗れない場合は違約金が支払われ、他チームとの交渉ができる。

★2011年に同契約が交わされた際は、ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハと2年契約を交わしたばかりで、ヤマハではロッシ後任として2015年からはポル選手を考えていた。しかし、その後、ロッシ選手はパフォーマンスを劇的に向上し、2016年までの契約更改を果した。

★つまり、もしロレンソ選手がヤマハと契約更改しなければ、同選手のマシンは自動的にポル選手のものとなる。仮にヤマハがその他の選手と契約した場合は、ポル選手に違約金を支払うこととなる。
（2014年07月07日Motocuatro.com記事参照）

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