さて、ヴァレンティーノ・ロッシ選手は今シーズン、選手としてモトGP参戦しながら、『VR46』チーム代表としてモト3クラスにも参戦してるわけですが…
最近、そこのロマーノ・フェナーティ選手が不調じゃないですか…
色々とね…出てきましたよ…噂が。
『VR46チーム、内輪もめ』
★ヴァレンティーノ・ロッシ率いる『VR46』チーム内の空気が張りつめている。ロマーノ・フェナーティがホンダ機の使用を希望しているのに対し、ロッシ代表が反対していると言うのだ。
★ロッシ代表が、最近のフェナーティ選手のパフォーマンスについて、次のようにコメント。
「フェナーティがかなり良い線まで行ける事は確信してるが、現在は、本人に以前のような確信がないように見えますね。」
★『VR46』チームがフェナーティ選手の後任としてニッコロー・アントネッリを据える可能性もある。なお、アントネッリ選手も『VR46アカデミー』の生徒である。
（2014年09月01日Moto.it記事参照）
んで、何だかんだと噂が出るとイタリアは対応が早いと言うか…
すぐに当事者に聞きに行きますから。
と言うわけで、『VR46』チームのチームマネージャーことヴィットリアーノ・グアレスキさんが、ねっとり話しております。
『フェナーティ不調？技術的な問題』
★ロッシ選手率いる『VR46』チームからモト3参戦しているロマーノ・フェナーティが、最近、不調に陥っている。
★数週間前まではタイトル争いをしていたフェナーティ選手だが、現在は総合4位まで下降（首位とは44ポイント差）。
★ヴァレンティーノ・ロッシチーム代表のコメント。
「（フェナーティは）もう信じてないって感じはしますね。」
★ヴィットリアーノ・グアレスキチームマネージャーのコメント。
「確かに、ここ何戦かのロマーノ（フェナーティ）には少しアグレッシブさや確信が足りないですね。」
【一体何がどうなった？】
「技術的問題がどっさりあって、そのせいで制限ができてしまってたんです。選手に影響が出るのは当然で…特に、それがレース・ウィークエンドの決定的な瞬間に起きてしまうとね。例えば、ブルノ戦ではWUで起きてしまった。ロマーノは悩んでしまってね。」
【エンジンが足りず、シーズン終盤はピットレーンスタートになるかもしれないとか…】
「複雑な状況ではあるが、そうなるとは限りませんよ。それを上手く乗り切るのは我々の出番でね。そう言う可能性がある事は否定しないが、そうならないような方策は講じてます。エンジンはKTMから届けられるんですが、うちではレイアウトやキャブレーター、ギア比に手を入れ、エンジンを最大限に活用し、温存していけますから。上手くやれますよ。」
【フェナーティ選手とブラッツィチーフメカニックが上手くいっていないと言う噂があるが…】
「もし揉めてるとしたら、電話でとか、隠れて…とかでしょうね（笑）。ボックス内の雰囲気は最高ですよ。しつこいようだが、技術的な不具合のせいで不安定になっているんです…チームにしてもフェナーティにしてもね。チーム自体はできたばかりだが、上手く行ってますよ。前半戦での3勝がそれを物語っているでしょ。」
【フェナーティ選手が来季はホンダ機に乗りたがってると言う噂もあるが…】
「それ、私も聞いたんですが…びっくりしましたね。そんな話はした事もないんで。KTMとの関係には満足してるし、ロマーノはKTM機に乗ってる中では優秀ライダーの1人ですからね。実を言えば、ブルノ戦では新シャーシまで提供されたんですよ…ジャック・ミラーと同様にね。」
【来季に向けては？】
「フランチェスコ・バニャイアはうちに残留で…それ以外は何も決まってません。ロマーノは常にモト3でタイトルを取ってからモト2に昇格したいと言ってるし…ただ、今のところは先の事は考えてないでしょ。現在のタイトル争いに集中しているから。」
（2014年09月03日Gpone記事参照）
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