モトGP『フィリップアイランドFP1の経緯』
★フィリップアイランド戦FP1はヤマハ勢が好調で、スーパーソフトタイヤのお陰によりヤマハ・オープン機のアレイシ・エスパルガロの1分29秒749が首位。なお、コースレコードは1分28秒108で、今回の方が天候条件は良い。
★2位はホルヘ・ロレンソ(ヤマハ、+0.160)で、1分30秒の壁を破ったのは上位2名のみ。
★3位はアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ、+0.276)で、リアにスーパーソフトタイヤを履いて同タイムを記録した。
★4位ヴァレンティーノ・ロッシは(ヤマハ、+0.302)は、リズム面が好調。
★5位はマルク・マルケス(ホンダ、+0.330)で、同選手のボックスには昨日29才の誕生日を迎えたばかりのケーシー・ストーナーが訪れていた。
チームメイトのダニ・ペドロサは9位(+0.918)。
★6位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ、+0.634)は、唯1人、左右不対称の新フロントタイヤを使用した。なお、その他ドゥカティ選手らは午後のFP2で試す予定。
★アレックス・デ・アンジェリスはセッション序盤、技術的な不具合のためボックス待機となった。
★第1コーナーでパークス選手が転倒。
モト2『フィリップアイランドFP1の経緯』
★ハイサイド多発で、その多くが序盤20分以内に発生していた。路面温度32度、強い寒風でハードタイヤには厳しい。ダンロップ技術者によれば問題は、茂木用の柔らかいタイヤからフィリップアイランド用の固いタイヤに選手らが慣れなければならないせいもあると。
★ハイサイドはおもに『Honda』コーナーと、最後の大曲コーナーで発生し、犠牲者はジーノ・レア、アンソニー・ウエスト、トーマス・ルーティ、ヨハン・ザルコ、Robin Mulhauser、ジョルディ・トーレス、アクセル・ポンス、ルイス・サロム(激しい打撲によりメディカルセンターへ)ら。
★ミカ・カリオは『Lucky Heights』コーナーで芝生にコースアウトし、タイヤバリアに衝突して空中一回転していた。幸い、ケガはなし。
★首位タイムはエステヴェ・ラバト(カレックス)の1分33秒417。
★2位はジョルディ・トーレス(スッター、+0.279)。3位はミカ・カリオ(カレックス、+0.342)。
★1位〜10位サンドロ・コルテーゼ(カレックス、+0.924)までが1秒未満のタイム差。
★トモヨシ・コヤマも転倒。ワイルドカード参戦のマックス・クローカーはギャップが107%以上となり失格。
モト3『フィリップアイランドFP1の経緯』
★茂木GPに引き続きダニー・ケント(ハスクバーナKTM)が、セッション序盤でスリップ転倒してるにもかかわらず、1分36秒906で首位タイムを獲得。唯一、1分37秒の壁を破ってみせた。また、コースレコードを更新し、2013年のPP記録にも迫っている。
★ランキング首位のアレックス・マルケスが2位(ホンダ、+0.236)。
★3位はヤクブ・コーンフェール(KTM、+0.307)。
★4位のニクラス・アジョ(ハスクバーナKTM、+0.334)は芝生にコースアウト。
★1位〜16位ジョン・マクフィ(ホンダ、+0.973)までが1秒未満のタイム差。
★ランキング2位で、ホームレースとなるジャック・ミラーは6位(KTM、+0.464)。
★イタリア勢トップは『VR46』チームのロマーノ・フェナーティ(KTM、+0.677)。
★ワイン・ガードーナー息子のレミー選手がチーム・カルヴォ(同チームよりスペイン選手権に参戦中)よりワイルドカード参戦しており、25位(KTM、+1.899)。
ダニさん、
メルボルンでの転倒が、響いているのか!?
な、訳はないか ^m^