『ロッシ:総合2位よりロレンソの上と言う方が良い』
★11月10〜12日までの3日間、モトGPクラスのヴァレンシアテストが行なわれた(リザルトはこちら)。
★11月12日、ヴァレンシアテスト最終日を終え、ヴァレンティーノ・ロッシが次のように話した。
「点数と付けろって言われたら…(10点満点中)8.5点ですね…それぐらいかな?(笑)
カタールか幕戦でのレース後、これは良いシーズンになるなってすぐに分かったんですが…そうなりましたね。特にレースがね。ミスも1つしかしなかった…1年に1度ぐらいはあるもんで…アラゴン戦ですね。ちょっとポイントをロスしてしまたったけど、それほど違いはなかったから。もっと嬉しいのは、良い操縦ができた事と継続して伸びていけた事ですね。総合2位はそれほど重要ってわけじゃない…総合1位以外は重要じゃないでしょ…だから、ホルヘ(ロレンソ)より上だったって事の方が良いですね。食いぶちが稼げたって感じですかね。」
【今回のテストでのヤマハM1機は最終版ではなかったが…】
「疑いの余地なく…僕が試してみた中での一番はシャーシですね。スイングアームの方は良い所と悪い所があります。」
【エンジンは?】
「若干良くなったでしょ。重要なのは今回のテストで操縦していても僕が楽しかったって事で、それに、この冬期オフシーズンに進むべき方向性も見出せたし。」
【マルケス選手にプレッシャーを与えるには、冬の数ヶ月が重要になってくる…】
「最初からマルク(マルケス)の邪魔になるようにならなければ…そのためには、もっと戦闘力をあげて始める事ですね。でも、今はちょっと休暇が必要でしょ…ただ、2〜3週間もしたら、もうレースが恋しくなるんですけどね。」
【テスト最終日はロレンソ選手が3位で、ロッシ選手より速かったが…】
「今日のコースは、その前日までに比べるとコンディションが悪くて、自己タイムを伸ばせなかったんですよ。でも、とにかくマルクの足並みには揃ってましたよ。一番満足なのは、ヤマハ機の改善具合ですね。今では同じリズムを保つのが簡単になりました。」
【短所もある…】
「悪い所は最速スピードです。この点に関しては、ホンダ機の方がかなり改善されてるように思いますね。もっと全体的には、改善すべき箇所がまだまだありますが。コーナー進入でリアタイヤにもっと安定性が欲しいし、ライバル選手らみたいにスーパーモタードのスタイルで走る事なんてできないし。それから、最初にアクセルを開いた際のエンジンの挙動が、まだ2013年の時のレベルのままなんですよ。燃料削減のせいなんですけどね。重要なのは、この辺の作業についてはっきりとした結論があるってことです。」
(2014年11月12日Gpone記事参照)
毎度おなじみ、メルマガ『風聞〜イタたわGP』情報なんですが…
今回のヴァレンシア最終戦の舞台裏などなど…
ロッシ選手が「これじゃ引退するみたいだ」と苦笑した、ライバル陣からの称賛コメントやら…
ロレンソ選手の不調分析コメント等々…
今シーズンが終わって、ちょっぴり寂しい貴方にぴったりの内容ですぜ♡
【13号 2014年11月13日 発行】
【2014ヴァレンシアGP内輪話】
●ロッシ『2位は勝利ではない』
● 選手の皆さん、心配しないで…マルケス家には息子は2人しかいないから
●ロレンソ自滅?それとも、ロッシが狸だった?
●スズキ、奇妙なことにテストでは絶対に出なかった問題が出た
●ジャック・ミラー対アレックス・マルケス最終戦のライダー相関図
●青山博一2015ワイルドカード?、新ホンダ・オープン機、ヴァレンシア人工芝
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>コーナー進入でリアタイヤにもっと安定性が欲しいし、ライバル選手らみたいにスーパーモタードのスタイルで走る事なんてできないし。
早くもやばい予感、やっぱり尻滑りの開発方針なのね
電制なんて飾りです!
偉い人には・・・