『ダッリーニャ:2015年は1勝したい』
★2013年末にアプリリアからドゥカティへと移籍したジジ・ダッリーニャ(エンジニア、ドゥカティ・ゼネラルディレクター)は、2014年前半はデスモセェィチ機とドゥカティ社を理解する事に務め、現在は第2回セパンテストに向けGP15機の製作に励んでいる(※同テストでのシェイクダウンについては未だ公表されておらず)。
★ダッリーニャディレクターが次のように語った。
「技術面で時間短縮を図れないところがあるんです。短縮すると言う事はリスクを負いかねない事だし、こう言う場合、ゆっくり進めた方が最大限の保証が得られるから。こう言う段階で急くと、先へ行って早々に遅滞しかねないから。」
【2015年の目標は?】
「タイトル獲得と言うわけにはいかないでしょうね、今年は…しかし、レース優勝はしたい。1勝はあげなければ。」
【日本メーカー陣も、毎年、マシンの戦闘力を上げて来ているが…】
「ホンダが優勝候補かどうかは分かりません…2014年シーズンの後半以降、ヤマハ機の進歩は凄かったですからね…今では、ホンダとヤマハのどちらが強いのか分からないほどですし。今年のカタール開幕戦で、どちらが勝つかの予想が困難だったとしても驚きませんね。タイトル争いの行方が分からなくなるのは絶対でしょう。私的には、まずホンダとヤマハがいて…うちは3番目…そして僅かに遅れてアプリリアとスズキがいると言う感じですが。」
【例のトルクメーターについては…】
「その…トルクメーターが、ホンダ機にしか付いていないのかどうかは分かりません。当然、レースでだけしか使えないものでしょうしね。問題はサイズに関連していると言う事で…マクラーレンのカタログには載ってますからね…しかし、テストチームでは使えるでしょうけど…」
【サイズ以外にも問題が?】
「正確さもですね。ホンダのシステムが独自のものなのかどうかも分からないし…それは彼らに訊いてみなければね。もう一度言っておきますが…だからと言って、ヤマハ機を過小評価できませんよ。」
(2015年01月08日Gpone記事参照)
え〜と…このトルクメーターについては、メルマガ『風聞〜イタたわGP』の方で記事を紹介してありますんで、ヨロシかったらどうぞ♡
【第04号 2014年6月26日 発行 】
トルクメーター・スキャンダル、マルケス速さの秘密!?
元世界チャンピオンのマリオ・レーガが物申す
マルク・マルケス『僕って、いつも、こうなんです…』
過去にもあった裏工作伝説:マルケス&ストーナー
中本修平HRC副社長の回答
ホンダRC213V機とヤマハM1機の違いって!?
【号外 2014年10月17日 発行】
2014茂木GP内輪話
ロレンソのヘルメット問題、原田哲也コメント、中須賀2015年M1機、トルクメーター問題…etc
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