『ドゥカティ撤回:ジュリアーノ代役はベイリス』
★2月20〜22日にか開催されるSBKフィリップアイランド開幕戦に、トロイ・ベイリス元選手(45才、オーストラリア出身、2001/2006/2008年SBK総合優勝)が参戦することとなった。
★フィリップアイアランド・テスト中の転倒で負傷したダヴィデ・ジュリアーノの代役としての参戦である。
★ホームサーキットである同コースで、かつてベイリス選手は6勝を挙げている。2008年末に引退して以来、公式レースに参戦はしていないが、おもにアスファルトコース以外の2輪トレーニングは継続してきた。
★昨年はムジェッロ・サーキットでドゥカティ・パニガーレ機を走らせ、数周で1分52秒5を記録した。ただし、レース距離に関しては未知数である。
★ドゥカティ・チーム内の情報筋のコメント。
「頭で考えてと言うよりは、腹の底で決めた決断でしたね。」
★ベイリス元選手は、当然、フィリップ・アイランドテストには参加しておらず、フリープラクティスのみで本番に挑むこととなる。
★ドゥカティ陣営に明確な案はない模様で、昨日はベイリス選手の参戦について、エルネスト・マリネッリ(SBKプロジェクト代表)より短い否定コメントがあったのだが、その後、予定変更した模様。
★現在は、ベイリス元選手の参戦がフィリップアイランドのみなのか、ジュリアーノ選手が復帰するまでなのかが取り沙汰されており、ドゥカティ陣営では今回のみとしているようだが、仮にベイリス元選手のリザルト次第では継続も有り得るだろう。
なお、ジュリアーノ選手の容態については、来週、モデナの専門医による診断が出される予定である。
★トロイ・ベイリス元選手のコメント。
「なによりもダヴィデ(ジュリアーノ)の事は遺憾に思ってます…開幕戦で、このサーキットで、あの才能を披露できないなんて本当にもったいない。引退して以来、私の国の観客に…それからドゥカティ・ファンの皆さんに、またコースから挨拶したいって言う強い気持ちが常にあって…そのうえ、今週末はフィリップアイランドでSBK開催25周年記念でしょ…ここは僕の得意なコースの1つですからね。だからこそ、ワイルドカード参戦してみようかって…ドゥカティSBKのメカニックらとまた一仕事してみようかって思いついたんですよ。もの凄い大変な事になるのは覚悟してます…パニガーレR機に乗るのも、ちょっと久し振りだから。ただ、コースのことは把握してるんで、何周か走って、丁度良いリズムが掴めると良いんですけどね。楽しんでいきますよ…もちろん、好リザルトを目指し、観客全員のために見せ場を創れるよう全力を尽くします。」
★ダヴィデ・ジュリアーノのコメント。
「目標は、できるだけ早い回復を目指して頑張ることで…早々にイタリアへ帰国し、リハビリを開始していきます。あのトロイがレースで代役を務めてくれるなんて、まったく誇らしいですね。偉大なるチャンピオンですよ…ずっと憧れてきたんだから。この何か月間かチームと一緒に仕上げてきたセッティングに、すぐに慣れてくれると良いんですが。」
(2015年02月18日Gpone記事参照)
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ベイリス選手だと、まさか⁉︎を期待してしまいますね。
WSBから負傷代役でスポット参戦した
motoGP、
ドカティで優勝してますもんね。
開幕戦の楽しみが増えましたわ。