『ロッシ、セパンテスト2:シームレス兵器、到着』
★第2回セパンテスト(2月23〜26日)で、ヴァレンティーノ・ロッシおよびホルヘ・ロレンソは最新シームレス・ギアボックス(※シフトダウンでも使用可能。クラッチを使用せずに済む)が使用できる見込み。
★リン・ジャービス氏(ヤマハ・ファクトリーチーム代表)が『MCN』サイトで、次のようにコメントした。
「新トランスミッションは近々に出来上がってきます…選手らにとっては大きなサポートになることでしょう。現実的なシナリオとしては…2月23日から始まるセパンテストでの使用だと思ってます。ただ、ミスを犯さないということが需要ですからね…選手らの安全がかかってるのだし、コースに持ち込むパーツは全て100%安全と言うのがヤマハにとってのプライオリティ1番ですから。」
★かねてよりヤマハ選手らは、レースでホンダ機と競り合うには、ブレーキングとコーナー進入でクラッチを使用せずに済むかどうかが大きいと主張してきた。
★1ラップでもレース距離でも、ホンダのマルケス&ペドロサ選手はブレーキングとコーナー進入で大きな違いを見せている。
★2010年末よりホンダがシームレスギアを導入し、2013年9月にはヤマハも導入。今回の最新版の使用により、マシン操縦の簡易化・快適化、また、エンジンがスムーズとなることを目指している。
★第1回セパンテスト後のヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「かつてセパンでこんなに速かったことはないんですよ。ポジティブなテストでした…ホンダ機のことを抜かすとね。あそこまで速いとはね…。あれに追いつくには、うちも努力しなければ。」
(2015年02月20日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
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