『2015 SBK フィリップアイランド スーパーポールトピックス』
★SBKフィリップアイランド開幕戦スーパーポール1・2(予選1・2)。路面温度は55度。明日も同様の模様。
★スーパーポール2(予選2)、あと3分で終了と言う時、第12コーナーでダヴィド・サロム(カワサキ)のリアタイヤが流れ、ハイサイド転倒を起こした。地面に叩き付けられたサロム選手は、その後、しばらく転がって行き、何度も頭を打ち付けていた。医療スタッフが駆けつけ、サロム選手をメディカルセンターへと搬送した。幸い、サロム選手は自力で呼吸もでき、意識もあり、両手両足も動かせるとのこと。
【最新情報】10分ほど意識を失い、その後、サーキット内の医療スタッフによる診察を受けた結果では骨折はない模様。TAC検査を受けるためメルボルンの病院へ移送された。
★スーパーポール首位は、カワサキに移籍したばかりのジョナサン・レイが1分31秒212で獲得。予選用タイヤを履いて待機した際にレッドフラッグで中断されたため、同タイムはレース用タイヤで出した。
レイ選手のコメント。
「今日のコンディションと気温だとペースも良かったです。レース用の新タイヤを履いたら、マシンも調子良くって。このコンディションなら強い走りできるぞって分かってました。予選用タイヤを使ってないんで…楽観的に構えてるんですよ。明日のコンディションは同じだって言うけど…厳しいでしょうね。」
★レイ選手のチームメイトのトム・サイクスは8位(+1.053)。昨年、サイクス選手とタイトル争いをしたシルヴァン・ギュントーリは9位(ホンダ、+1.234)。
★2位はチャズ・ディヴィス(ドゥカティ、+0.026)。ほぼ首位タイムが出せたかと思った瞬間にレッドブラッグが出され、同タイムは無効とされた。
ディヴィス選手が流暢なイタリア語で次のようにコメント。
「PPタイムが出せてたのにねぇ…レッドフラッグで、ちょっとツイテなかったです。でも、今日のパフォーマンスには満足してますよ。」
★3位レオン・ハスラム(アプリリア、+0.295)のコメント。
「今日の仕事振りには満足してます。特にレース用タイヤでのパフォーマンスですね。でも、サロムのことが心配で(※コメント時、サロム選手の容態についての情報がなかった)。」
★ルーキーのマイケル・ファン・デル・マークが4位(ホンダ、+0.410)。
★昨年のモト2クラスでチームを組んでいたニコ・テロールとジョルディ・トーレスは、テロール選手が6位(ドゥカティ、+0.869)、トーレス選手が7位(アプリリア、+1.031)。
★ランディ・ド・プニエはテストでの転倒による痛みが尾を引き、13位(スズキ、+)。マシンに乗る際も工具箱を踏み段代わりに使用していた。
★トロイ・ベイリスは14位(ドゥカティ、+)。いまだマシンの微調整を行なっており、FP4では転倒にも見舞われ、スイングアームの交換を余儀なくされた。
(2015年2月21日『Gpone』記事参照)
『2015 SBK フィリップアイランド スーパーポールリザルト』
[フリープラクティス&スーパーポール コンバイン リザルト]
[スーパーポール2 リザルト]
[スーパーポール1 リザルト]
[FP4 リザルト]