『2015 SBK フィリップアイランド FP3トピックス』
★SBKKフィリップアイランド開幕戦、スーパーポール1・2(予選1・2)への分かれ道となるフリープラクティス3はアプリリア勢が絶好調で、FP総合首位はレオン・ハスラムの1分30秒791。
FP総合2位は、最初に1分31秒の壁を破ったチームメイトのジョルディ・トーレス(+0.045)
★直線コースではハスラム選手が時速313km、トーレス選手が時速315.8km。トーレス選手は第3セクター以外での全てのラップタイムを伸ばしているが、まさにその第3セクターでハスラム選手は好調で、他と比べ0.2秒速い。
★FP総合3位はアレックス・ロウズ(スズキ、+0.064)で、上位5名の中で唯一、昨日の自己タイムを削れなかった。
★ジョナサン・レイはFP3は3位だったが、FP総合では4位(カワサキ、+0.283)。セッション終盤になってやっと昨日よりもタイムを上げた。
チームメイトのトム・サイクスは不調で、ほとんどFP1と変らないタイムで、結局、FP1タイムが今回の自己最高となった(7位、+0.612)。
★FP総合5位のニコ・テロール(+)も着実に伸びていっており、スリップ転倒したにもかかわらずドゥカティ勢ではトップだった(ケガなし)。
★トロイ・ベイリスは車台および電制システムの細かなモディファイに集中し、3回出走して計14周回をこなした。セッション終盤には、いつものタイムアタック用タイヤで走行し、FP2より約1秒削ってみせ、17位(+1.738)となった。今のところT2セクターで苦戦。
★昨年チャンピオンのシルヴァン・ギュントーリは9位(ホンダ、+0.765)。初めてチームメイトのマイケル・ファン・デル・マーク選手よりも上位に立った。ファン・デル展マーク選手も10位(+0.804)で、スーパーポール2へ直行できる。
(2015年2月21日『Gpone』記事参照)