『ミシュランタイヤ・テスト』
★2月26日、ミシュランタイヤ・テストが酷暑の中で行なわれた(早い時間より路面温度60度以上)。これをもって、モトGPのセパンテスト全日程が終了した。
★参加ライダーは以下の通り。
ホンダ[マルケス、ペドロサ、クラッチロー、ミラー、アブラハム、青山テストライダー]
ヤマハ[ロッシ、ロレンソ、ポル・エスパルガロ、スミス、中須賀&エドワーズテストライダー]
ドゥカティ[ドヴィツィオーゾ、イアンノーネ、ピッロテストライダー]
スズキ[アレイシ・エスパルガロ]
アプリリア[バウティスタ、メランドリ]
★フロントに3種類、リアに4種類のコンパウンドが用意された。
★2015年シーズン末までは、ブリヂストンがモトGPクラスのワンメイクタイヤのサプライヤーである。
★本日のミシュランテストでは各チームとも公式トラスポンダを使用せず、各選手らは口外しないよう要請されていたが、多少の情報は洩れてきている。
★大半の選手がリアタイヤのグリップに関し満足しているが、フロントはまだブリヂストン並みではない模様。
特にリアとフロントの最大グリップを比較すると、コーナー旋回時やコーナー出口でフロントの方がグリップが落ちてしまう危険がある。またタイヤ圧についても今回のように気温が高いと、ライダーがプッシュした途端に上がってしまう傾向がある。
★フロントタイヤには2種類のプロフィールが用意され、1つはV型(※コーナー進入の際の機敏さを最大にした)、もう1つはもっと丸いタイプのもの(※ハードブレーキングで安定している)で、全選手が丸いタイプの方を選んだ。同タイヤについては今年6月に、更に実験用コンパウンドが完成する模様。
★ロッシ&マルケス両選手がロングランを2回行ない、ロッシ選手の方が短め。マルケス選手は約15周回を平均2分01秒0で走行した。
★転倒に関しては、前回テストで多発していた第5コーナー以外でも起きていた。第3コーナーでアレイシ・エスパルガロは激しく転倒、ロレンソ&ドヴィツィオーゾ選手はスリップ転倒。ロレンソ&ドヴィツィオーゾ選手はケガはなかったが、マシン損壊。
★イアンノーネ選手のマシンに技術トラブル発生。
★非公式タイム
1位 マルク・マルケスおよびアンドレア・ドヴィツィオーゾ 2分00秒1
2位 ホルヘ・ロレンソ 2分01秒0
3位 ヴァレンティーノ・ロッシ 2分01秒8
4位 ダニ・ペドロサおよびポル・エスパルガロ 2分01秒9
5位 アンドレア・イアンノーネ 2分02秒1
6位 カル・クラッチロー 2分02秒4
★ちなみに2月初旬のテストでは、コーリン・エドワーズのタイムが2分00秒9だった。
(2015年02月26日『Gpone』記事参照)
(2015年02月26日『Gpone』記事参照)
(2015年02月25日『Gpone』記事参照)
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誰が口外したんでしょうね(苦笑)
エドワーズ速っ‼︎