『ブリヂストン:ホンダとヤマハにエクストラハードを勧めた』
★昨シーズンのアルゼンチンGPは気温が高く、タイヤ消耗率が高かったため、今回、ブリヂストンは特別に『エクスタラハード(黄色いライン)』を用意してきた。
なお、ヴァレンティーノ・ロッシは決勝戦で同タイヤを使用し、優勝を決めた。
★終盤ラップで問題が生じていたマルク・マルケスは『ハード(赤いライン)』を使用していた。
★ブリヂストンのマサオ・アズマ氏(モータースポーツ・タイヤ・デベロップメント部門エンジニア)が次のようにコメントした。
「リアのエクストラハードは2つの理由から研究されたタイヤで…タイヤの左側エッジの温度上昇に耐えることと、右側エッジの消耗率を抑えることです。今回のアルゼンチン戦に投入したのはこのためで…アルゼンチンは気温が極端なんで、タイヤへの要求が実に多いんです。
ヴァレンティーノ・ロッシのパフォーマンスは、このタイヤが実に良い働きをしていた事を証明してましたね。(ロッシ選手は)レース後半、特に強かったし、第20ラップでレコードラップを更新し、4秒も差がついていたマルケス選手を倒したんですから。」
【では、ホンダ&ヤマハ選手にとってはエクストラハードが最良の選択だった?】
「今回のレース・ウィークエンド中に我々が行なった分析を基本とし、ホンダやヤマハへはリアにエクストラハードを使用することを勧めましたが…ただ最終的に各選手は、レース戦略とマシン・セッティングを基本とし、各自で決定していました。レースに向けてのタイヤの最終決定は選手によっては本当に難しく…レースでの気温は、レースシミュレーションが行なわれた時よりも低かったですからね。ロッシ選手がエクストラハードで維持したリズムとスピードは凄かったですよ。ただ、マルケス選手も実に強いリズムで操縦し、優勝をかけて勝負してましたね。
それにクラッチロー選手(※レースで3位)がハードを使ってたんですが、最終ラップでは自身のベストラップを刻んでいたので…ハードタイヤでも好パフォーマンスを提供できていた事は明白でしょう。アルゼンチン戦ではタイヤコントロールがレースの鍵となったわけですね。ホンダもヤマハも、ハード/エクストラハードのどちらでも、勝てるパフォーマンスを引き出すことができたと言うことです。」
(2015年04月21日『Motograndprix』記事参照)
(2015年04月21日『Gpone』記事参照)
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A氏 「レコードラップを更新し、4秒も差がついていたマルケス選手を倒したんですから。」
M氏 「たしかに いたかったです…..。」
V氏 「・・・・・・・。」
この写真Yamahaの新しく成ったマフラー部分がはっきり見れてました感謝、余談ですが今年のDucatiの細部の写真など有りましたら是非掲載して頂けると嬉しいです。
こちらの記事に、一応、たくさん写真を付けてありますが…
『これがドゥカティ・デスモセディチGP15機だ!!』
https://itatwagp.com/2015/02/17/motogp-3100/