『2015へレスGPこぼれ話』
★スペインの元国王フアン・カルロス1世がヘレス決勝戦を訪れ、レース観戦を楽しんだ。元国王はパドック内にも赴き、選手らとも会話をした。
・フアン・カルロス1世元国王は杖を軽く振り回しながら、次のようにコメントした。
「残念だよ…でも、私はもうオートバイには乗れないからね。」
・ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「ここでお会いできて嬉しいですね。」
・ホルヘ・ロレンソは笑いながら、次のようにコメントした。
「以前、僕とペドロサの手を取って、握手するように言われたことを覚えてます(※2008年、まだ両選手が対立関係にあった頃)。」
・負傷した小指について元国王に説明していたマルク・マルケスは、次のようにコメントした。
「また、観に来てくださって嬉しいですね。しばらく前から、いらしてなかったですよね。」
・スタートグリッドにも赴むいていた元国王について、ポル・エスパルガロは次のようにコメントした。
「あまりにも速く来られて…ヘルメットを脱ぐ間もありませんでした。」
★ヘレス決勝レースでアルヴァロ・バウティスタが15位でゴールし、アプリリアに2ポイント目をもたらした。また、マルコ・メランドリも100%否定的はレースではなく、バウティスタ選手とも僅か10秒差だった。
★ヘレス戦モト3決勝レースで、ロマーノ・フェナーティ(VR46チーム、KTM機)が、イタリア勢トップの6位でゴールし、今シーズン最高リザルトを獲得した(※2015年ここまでのリザルトはリタイヤ1回、8位が2回)。なお、元チームメイトで友人でもあるフランチェスコ・バニャイアは7位だった。
フェナーティ選手のコメント。
「スタートが良かったんですよ…序盤ラップでは首位グループにいれたんですが。あいにく、その後、オーバーテイクでちょっと調子が狂ってしまって…(カレル)ハニカの転倒のせいで、(エフレン)ヴァスケスとのコンタクトを失ってしまったんです。それ以降、もう上位5人に接近することができなくて…レースの間ずっと、6位を死守するのに物凄く集中しまくってました。元チームメイトのバニャイアとは最終コーナーまで、熱い競り合いになりました…本当に楽しかったですね。嬉しいです…また一歩前進できたし、2週間後(のル・マン戦は)ここから始めますよ。」
★ヘレス・サーキットで行われたモト3テストでは、ミゲル・オリヴェイラやブラッド・ビンダー、ロマーノ・フェナーティがKTMのフレームやスイングアームの改良版を試していたが、期待していたような結果は得られなかったため、一時棚上げされることとなった。
ホンダの方は特に新パーツ等はなく、現在、総合首位にいるダニー・ケント(ホンダ)は終日セッティング作業を行っていた。5月3日(日)の決勝レースでは、エネア・バスティアニーニやアレックス・マスブーらのモト3ホンダ機のギアとクラッチに問題が生じていたため、同テストではその検証も行われた。
チーム・イタリアのマヒンドラ機には、同テストでフレーム改良版や新マフラーが提供され、ステファノ・マンズィやマッテオ・フェラーリらがテストを行った。
また、ダンロップが新タイヤ本の取り入れ、1本はリア・ミディアムタイヤの進化版で、今回のヘレス決勝レースでも使用されていた。もう1本はプロフィールの異なる新フロントタイヤで、コーナー進入時の安定性が保証されるよう研究されたものである。
(2015年05月03日『Gpone』記事参照)
(2015年05月04日『Marca』記事参照)
(2015年05月03日『Motograndprix』記事参照)
(2015年05月05日『Omnicorse.it』記事参照)
(2015年05月05日『Moto.it』記事参照)
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サムネイルの原付、欲しいです…
Yamahaさん、このVRが乗るスクーターこのカラーのまま正規輸入してほしいな。