『スッポ:ホンダはスランプではなく、調子が悪かっただけ』
★ル・マンGP後、モトGPパドックでは『ホンダのスランプ説』が飛び交っている。
★ル・マン決勝戦でホンダファクトリーのマルク・マルケスは、肩を脱臼したばかりのアンドレア・イアンノーネ相手の競り合いで懸命になっていた。また、表彰台にも上がっていない(※マルケス4位)。
★マルケスおよびダニ・ペドロサ両選手は、ともにマシンについて苦言を呈している。
★リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCチームマネージャー)が、次のようにコメントした。
「技術的なスランプと言うには早いでしょう…今日は何をやっても上手く行かなかった1日だったと言うだけであって…ホンダ機には良いポテンシャルがあるのだし、マルケスもカタール戦ではスタートでミスっていたし、アルゼンチン戦ではタイヤ選択を誤ってしまい…ヘレスでは小指の負傷で…これらがなければ、常に優勝争いができていたんじゃないんですか。
うちのマシンには今でも良いポテンシャルがあるし…例えば、カル・クラッチローが好リザルトを出してるのなんて、その良い証拠でしょ。」
【しかし昨年に比べると、ライバル陣と差はないようだが…】
「昨シーズンは、ホンダ機はライバル陣と比べ、技術的に重要な差があると皆から言われていたが…うちでは常にそれは否定してましたからね。モトGPクラスって言うのは、これほど高いレベルなのだから、大きく前進するなんてことは不可能ですよ。去年、うちの天下だったわけではないし、だからと言って、今年は不調だと言うわけでもないし。」
【現況を分析すると…】
「ここまでの5戦を観る限り、最悪の状況と言うわけではありませんよ。今回のル・マン戦では、あいにく、事前にレース時の気温で走ってみることができなかったし…気温は、前日まで比べると倍になってましたからね。マルク(マルケス)はフロントにもっと固いタイヤを選ぶべきだったんだろうし…ただ、そう言うことを吟味する機会がFP/予選でなかったのだしね。
もう一度言いますが、技術的なスランプ等ではないですよ…この週末は上手くいかなかったと言うだけです。」
【対策が必要では…】
「次戦以降は、うちのマシンが調子良く行きそうなコースでしょ…そのうえ、ペドロサも戻ってきて…手を貸してもらえますからね。とにかく、今年のような熾烈なタイトル争いにおいて、これから挽回すると言うのは簡単なことではないでしょう。そのうえ、ヤマハの他にドゥカティのことも何とかしなければならないのだし。」
(2015年05月18日『Gpone』記事参照)
でも、ホンダ…けっこう深刻そうです。
【メルマガ26号 2015年05月22日 発行】
【2015年ル・マンGP内輪話】
●ホンダがスランプ?:マルケス『これ以上は隠しきれない!』、ペドロサに期待
[amazonjs asin=”4569815170″ locale=”JP” title=”地道力新版 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!”]
ネガティブな事を言わないのがマルケスだけどw
ここまでの流れを見ると今年のRCVは不安定・・・
マルケスのライディングスタイルが今年の仕様に合っていない?
タイヤの特性が変わり今年の仕様に合わない?
ホンダはフレーム、スイングアームに手を入れている?
複合的な問題がRCVに発生していると考えられますねw
今年のドカは回頭性の良さ、ストレートスピード共にホンダを上回っている?w
ドビがマシンを把握していないと言っていたが、ホンダも同様だと思います?w
寧ろホンダはドカに対抗心を持ち始めているのでは?と思いますwwww
トップスピードとブレーキングのアドバンテージが無いと流石にブレーキングドリフトのネガが出ちゃう。が…燃調と1~3コーナーにインから入れれば行けるぜMM!