『スペイン選手権:選手らがセーフティーカーに追突寸前』
★5月16日(日)、スペイン選手権(CEV)ル・マン戦モト3決勝レース(リザルト&トピックスはこちら)の第1ラップで、玉突き事故が起きた(上記映像)。
2014年にも同選手権のル・マン戦モト3決勝レースで、スタート時に激しい追突事故が起きていた。
(※管理人注:昨年も今年も、イタリア衛星放送『SKY』ではヴァレンティーノ・ロッシ選手が解説を務めていました。)
★まず、グリッド8位からスタートしたトニー・アルボリーノ(14才、故シモンチェッリ選手の父パオロ氏が率いるSic58チーム所属で、今年初参戦)がハイサイド転倒し、ロレンツォ・ダッラ・ポルタ(ラグリース・アカデミー)およびニッコロー・ブレガ(VR46チーム)、アルベルト・アレナス(ラグリース・アカデミー)が巻き込まれて転倒した。
★アルボリーノ選手は頭部を強打し、しばらく倒れたままだった。コース上のスタート近くにセーフティカーが駐車され、救急作業が行われていた。しかし、選手らはレッドフラッグを認識せずに走行を続け、駐車されている車両に向かって高速で突っ込んできた。幸い、全選手とも車両を回避できた。
★レッドフラッグによりレースは中断されはしていたが、コース全体で複数のマーシャルにより旗が振られることはなかった。また、各マシンのダッシュボードにはレッドフラッグの有無を伝えるようなスクリーンは付いてない。
★ル・マン市内の病院へと搬送されたアルボリーノ選手は意識もあり、検査の結果は脳震盪で、合併症なども見られなかった。友人であり、同選手権に参戦しているニッコロー・ブレガが見舞いに訪れていた。
《僕だよ!!!こっちはすべて順調!!!》
Eccomi!!!! Qui tutto OK!!!
Posted by TONY Arbolino on 2015年5月18日
(2015年05月16日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
(2015年05月18日『Gpone』記事参照)
(2015年05月19日『Motosprint』記事参照)
(2015年05月16日『Mediaset』記事参照)
(2015年05月16日『Motocuatro.com』記事参照)
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アルボリーノ選手、起因になるクラッシュを起こす前から
コースを半ばはみ出した状態で、そのままコーナーに飛び込んでいってませんか?
これは……