『ペトルッチ:ヴァレンシア最終戦でヒーローになる気はなかった』
★ダニーロ・ペトルッチ(25才)が今季、大きな成長ぶりを見せた。
★ペトルッチ選手は2011年に『Coppa del Mondo Stock 1000』で総合2位となり、2012年にイオダレーシングのCRT機でモトGPに参戦。
2015年には『ドゥカティ・プラマック』からドゥカティGP14.1機で参戦し、初表彰台も獲得した。
【唯一の心残りは最後に総合順位でポル・エスパルガロに抜かれ10位になってしまったこと?】
「目標はずっと全レースをポイント圏内でゴールすることで(※15位まで)、最終的にはほとんど上位10位以内に入れました。それにシルヴァーストーン戦ではビッグチャンスをモノにできたし(※2位)。喜んでますよ…目標にしておいたことができたんですから。」
【CRT機からモトGP機に乗り換えたことも大きいだろうが、名チーフメカニックのダニエレ・ロマニョーリ氏と組んだことも大きかった?】
「マシンが変わった事のほうが変化としては重要でしたね…当初はギャップがあまりにも大きすぎたんで。でも、ダニエーレと一緒に、一歩ずつ進み続けてこれたんで。自分達に確信がないうちは前には進めないし…うちは細かい作業でそうしてきたんで。ダニエーレも去年、ドゥカティでのカル・クラッチローとの件はちょっとストレスだったわけだから…期待していたようには進まなくってね。もしかしたら、彼の方でもライダーとの関係の持ち方を変えたのかもしれませんね…それにマシンについての知識も増えてるだろうし。思うようなセッティングにできなかったコースもいくつかあったけど、全体の80%では上手くいきました。」
【ヴァレンシア最終戦のロレンソ/ロッシ/マルケス選手の一件は当事者だけの問題?それとも、他の選手らも誰を味方するかで分かれた?】
「あれは当事者達だけのことだったと思います。他の選手は皆、ヴァレンシアで金曜日に行われたセーフティ・コミッションの会合に出席し…出席しなかったのは当事者達だけで…当事者以外の選手らの関係はそれほど変わってないと言えるんじゃないんですか。来年は…少なくとも、あの一件に関わりのない者にとっては全ていつも通りの年になると思いますよ。」
【しかし、ペトルッチ選手は関わりがあるように言われているが…】
「(ホルヘ)ロレンソが『八百長をしたのはイタリア人の方であって、スペイン人ではない』って言ってた記事は読みました。おそらく、僕がヴァレンティーノ(ロッシ)を助けたんじゃないかって事も指して言ってるんでしょ。でも、僕がそんなに助けたって事にはならないでしょ…それに、僕は何回か『ロレンソのことも抜かせる』って言ってきてるんだし。あそこでヒーローになる気なんかなかったんで…ヴァレンティーノを2周ほど抑えて、無駄に邪魔するなんてね。そうしたからって何も変わらないでしょ…最終的には抜かれてしまうんだから。」
【シルヴァーストーン戦後、ロッシ/ロレンソ/マルケスとはプレステでしか競り合ったことがないと言っていてが…来季、彼らと渡り合うべく前進するには、なにか特別なことが必要?】
「とにかく、まだちょっと未消化のコースでの戦闘力を上げていかないと。だから、まずはその辺を乗り越えて、成長していきたいですね。そして、もっとコンスタントに、楽にベスト10内に入れたら良いですね。今シーズンは、前の方のグループに付いて行くのも、きちんとしたマシンで作業するのも、ちょっと経験不足だったんで。多分、来年はもう少し経験も積んでるわけだし、もう一歩前進する助けになってくれるでしょう。」
【ヴァレンシア&ヘレスレストでは、新しいデスモセディチ機(※GP15機、2015年にドヴィツィオーゾらが乗っていたマシン)でミシュランタイヤと新電制システムを試していたが…第一印象?】
「もうほとんど全部新しくなりますよね。ミシュランタイヤには別のタイプのライディングスタイルが必要だし、今、その学習中なんですよ。電制システムも同様、今年まで使っていたもののレベルには達してないですから。作業が山積みですよ。でも、まだ2回しかテストしてないし。こう言う新しい部分を活用しつつ、もしかしたらまた何かサプライズを繰り出せるかもしれないですね。」
(2015年12月08日『Omnicorse.it』記事参照)
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ドヴィツィオーゾも簡単に抜かせていたし。。
>僕は何回か『ロレンソのことも抜かせる』って言ってきてるんだし
まぁ、こういうことですよね。
タイム差のあるライダーとタイム差が変わらないライダーを一緒くたんにして国籍どうこうにすり替えるからややこしくなるだけで…
今さらですが、同じスペイン人で同レベルのタイムを出せるペドロサには矛先が向かない事にもっと注目されても良いですよね。
最終的には抜かれてしまうんだから・・・
それが事実だとしても、そんな事で諦めてる間はロレンソ達には追いつけんよ。
サテライトのライダーって色々難しいと思うんですよね
ワークスから見ればマシンや体制においてハンデつけてるわけですし、突貫小僧のままガンガン絡んでチャンスをモノにする人もいるけど、シモンチェリみたいに非難浴びる場合もあるし。テック3時代のエドワーズが理想なのかな。
ペトルッチの場合は限られたチャンスを活かして二位になったんだから、サテライトのライダーとしては優秀だと思ってます。
『見えた感じ』を(完全に)否定する人。
『見えた感じ』を(一部でも)肯定する人。
これが各選手に対する評価が別れる決め手です。
個人的には。
蒸し返してません。
いつもそう思うだけなんです。
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ペトルッチ、イオダの時から気になるライダーでしたが今年の進化は目覚ましいですね!雨が降るとペトルッチがまた上位に上がってくるんじゃないかとワクワクしました。来年はお天気でもより上位に絡めるのを期待します☆
来年も期待してる。けど、レディングとか上手いドカ勢増えて成績出すの大変そう。
ホルヘは「イタリア人が八百長をした」とは言ってないですけどね・・・(呆)
「スペイン人同士で助け合ったと言われているけど、それを言うなら公然と(ロッシを)助けると言っていたのは、むしろイタリア人ライダーではないか」と言ったまでで。けっこう雑な伝わり方してるんだなぁ。
最終戦でのことに関して、サテライトやオープンライダーたちがすべてペトルッチくんのように考えているかどうかはわからないけれど、現実的な考え方としてはこうなってしまうのかというひとつの現れですね。いいのか悪いのか・・・
>【他の選手らも誰を味方するかで分かれた?】
くっだらない質問だなぁ・・・ライダーも内心いろんな思いがあるでしょうけど、それ言わせてどうすんのさ。
そうそう、ここ「イタたわ」でも記事になっていたように
イアンノーネは最終戦前にイタリアのテレビに出演した際に、公然と「助ける」って言い拍手貰ってご満悦な表情してましたからね。
八百長は言ってないかもですけど『あからさまに譲っていた』に反応しての発言じゃないですかー?
私はむしろ『後ろのYAMAHAはスミスだと思っていたら(音?)バレンティーノだった!あらビックリ‼』って感じのよけかたに見えたので(実際そのあと気をつけていたはずのスミスさんにも抜かれていた(^_^;)
『あからさま』にはちょっと誤解があるよって気持ちがあったのかもなと…。
いや蒸し返してません。
ロレンソさんはいつも正直過ぎるほど正直だと思っています‼
つまんない事言ってスミマセン。
抜かせ方が雑でしたねー。そういうタイプなんですよ、髪型とひげみれば納得でしょw
彼でなくとも同じことをするライダーしたライダー沢山いる筈です。
逆にそうしないライダーもいます。昔からあることですよね。
最終戦・チャンピオン争いをスムーズにしただけ。
どちらかに加担してなくてもそうすることはありますので、一人一人の行動にあれこれ言うのはしょうもない気がずっとしてます。
つまり普通のこと。コメントも何もかも。
来季はサテライト勢も勢いついてチャンピオンシップが荒れると盛り上がりますね!
ペトルッチにはバロスになってもらいたい!
レディングは一時期のダグチャンドラーってところかな。
ドヴィにはイタリアの雄、ルカ・カダローラのようになってほしいですが、イアンノーネに人気を持っていかれそうですね。
思考が古すぎますねw
ドカおもろい!
>どちらかに加担してなくてもそうすることはありますので、一人一人の行動にあれこれ言うのはしょうもない気がずっとしてます。
私も個人的にそう思っています。
ライダーのレース展開は各々の個性と思いますし、時としてそこに軋轢が生まれるのも勝負事なので当たり前にあることかと。
イタリア人が、スペイン人がといういわゆるお国意識もライダーそれぞれ持ってはいるでしょうが、走り出してしまえば考えないと思いますね。実際の話。
ホルヘにしてもペトルッチにしても質問の内容や流れでそういった発言をするに過ぎないと思います。
300キロ超の世界じゃ、後ろから追い上げてくるライダーや自分の前を隙なく走るライダーが『なにじん』かまでは考えようがないでしょw
いくら彼らが超人アスリートの集まりだとしても、レース中に余残な概念まで持ち込むのはそもそも無理だと思うけどね・・・
だいちゃん(笑)
管理人さんナイッス!!!!!!!!!
ここでも散々な言われ方してたからね。
私はペトルッチ好きだなぁ。
今年のマルケスを肯定するなら2010モテギのロッシも肯定しなくちゃならないけど、誰かのファンである限りは意見は食い違うものですよね。
みんながとばっちりを恐れて道をあけるのはわかってたし、
それでロッシが4位までは予定調和的に楽々上がって来るのもわかってたこと。
問題はレース中に起こったことではなく、レース前に下されたペナルティが軽すぎて結果に全く影響していないということでしょ?
>意見は食い違うものですよね。
ホント様々な食い違い方ですよねー。
ベトルッチさんもですけどいくらチャンピオンシップにも騒動にもあまり関係ないとはいえダニが『噛ませ犬』呼ばわりされたときは正直『ムキッ』となりました。
でもとりたてて反論するほどのこともないって言うビミョーさ…(-_-)
それもひとつの見方ですもんね。
モトGP界の黄レンジャー、もとい風大左衛門、ペトルッチ。まあ、持ちタイムが全然違う、しかもチャンプ争いしてる人(それも故国のヒーローかつ先輩)が鬼神の追い上げしてきたら、頑張れないよね…。なんかそれをあっさり言っちゃうところもペトルッチな感じがします。
もっさりした風貌のいい人キャラみたいなイメージになりつつあるけど、来季は大魔神に変身してトップグループを脅かすところを見たいですね。
なんつーか
自分より速い人間(車)を先に行かせるのはある程度の意味で当たり前なこと
彼も言っている様に「いずれ抜かれるんだから?」
自分より遅い人間を抜かないのはおかしいと思うけど、自分より速い人にある程度譲るのは
当然ジャね?_
そういえばビニャーレスくん(注・スペイン人)が
『ボク今バレンティーノの前を走ってるんだよー』って感じの写真をUPしてましたね。
最終戦で自分がパスされる直前のツーショット。
バレンティーノの事をボクのアイドルって。
フツーに嬉しそうな感じ?(笑)
自分の戦う相手が誰であるか分かっていたのでしょうね。
無用なバトルをして本当の敵を逃すなんて愚かです。
誰かを助けたとか…┐(-。-;)┌
ペトルッチ選手 来年もガンバレー!