『ポンシャラル:ヴァレンティーノ・ロッシは我らが帝王』
★テック3チームおよび『IRTA(モトGPチーム、サプライヤー、スポンサー協会)』代表を務めるエルヴェ・ポンシャラル氏が、今シーズン終盤のロッシvsマルケス選手の一件について次のように語った。
「レース・ディレクションとFIM(国際モーターサイクリズム協会)、ドルナ(モトGP運営会社)がこれほど難しい問題に挑まねばならなかったのは、今回が初めてだったんじゃないんですか…だからこそ、今後に向けての最良の解決策に苦心していたのだし。」
【セパン決勝戦でのロッシvsマルケス接触事故については…】
「個人的には(ロッシに科せられた)ペナルティは妥当だったと思いますよ。重すぎたと言うことはないでしょ。ロッシもミザノGPの時に科せられた1ポイントがなければ、(ヴァレンシア最終戦で)最後尾スタートにもならなかったのだし。ポイント制に関しては、皆、平等ですからね。唯一の懸念事項としては、将来的にはレース中に各種情報を検討し、それに基づいて決断が下せるようになれば本当に良いのだが。
私が思うに、これほどの大問題になったのは最終的な処罰のせいではなく、セパンで起きた事が原因でしょう。つまり、処罰がレース後に下され、更にスポーツ仲裁裁判所への提訴まで行われてしまった。
ヴァレンシアGPが行われた週の木曜まで、ロッシが最後尾スタートするかどうかは分からなかったじゃないですか。そのせいで議論が加熱し、大変な重大事件になってしまった。
私は誰の味方をする気もないが、マルク(マルケス)とホルヘ(ロレンソ)が密約を結んだんじゃないか…なんて記事を読んだり、2人が恋人同士みたいにしている加工写真を目にしたりするのはね…ああ言うのは失礼ですよ。」
【ロッシ選手が絡むと、話は複雑になる…】
「今回はかなりデリケートな状況でしたね。普通の選手だったら話はもっと単純なんだが、46番となるとね…大問題ですよ。彼は実に有名だし、権力もあるし。」
【ヴァレンシアGPでは恒例の木曜会見が行われなかったが…】
「あれは適切な判断でしたね…ただ当初は私も驚きましたけどね。特殊な雰囲気にはなっていたし、ジャーナリストの職務というのも、皆、分かっていたしね。セパンの木曜会見での一件(※ロッシ選手がマルケス選手に『豪戦で失速させられた』と批判した)を思えば適切でしょ。(ヴァレンシアGPに詰めかけた)11万人の観客の前で、大変な結末になっていたかもしれない。」
【見応えのあるシーズンではあった…】
「今シーズンはメディアからもファンからも大いに注目されましたね。今はソーシャル・ネットワークもあるから、相互作用もかなりあってね。しかもこの一件に、あのヴァレンティーノ・ロッシが…我らが帝王が関わってたんだからねぇ。かつてこんなことはなかったと思いますけどね。強いて言うなら、2006年のロッシvsニッキー・ヘイデンのタイトル争いが最近では似た案件でしょう…でも、時代も違うしね。
今回の一件については悲しく思ってますよ。ただ、ポジティブ面としては、モトGPが非常に注目されたと言う点ですかね。」
(2015年12月10日『In Sella.it』記事参照)
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こういった立場の人が
一応現役のイチ選手であるライダーに
帝王とか権力あると明言しちゃうのは萎える
そりゃわかってるけどさ~運営も頭上がらないし・・・
純粋に競争して欲しいのに政治権力の話が見えると寂しいわ
ロッシいなくなった方が健全になるだろうけど
人気的に興行的にロッシに土下座しても続けてもらいたいだろうな
「普通の選手だったら話はもっと単純なんだが」ってひどいな。
ダメなおっさんが代表してるよ。
テック3か。ヤハマびいきの発言なのかな。
やっぱりライダーは所詮 全て駒なんだろうな。
そして、ロッシだけが駒から 棋手になった
初めての ライダーなのかも・・・
されど、レースの中の真実までもが 無くなる事とは
意味が違う。
来期も期待してます。
金を生む選手を特別扱いして競技としての公平性が損なわれるなんて、運営組織の金による腐敗そのものだと思うんだけど、
中にいるとそれが当然になって歪みに気付かなくなってるのかもね。
一選手に当然のように、権力がある、なんて自分がなに言ってるのかわかってるのかねえ?
ポンシャラル氏はけして好意的に「帝王」という言葉を使っているようには思いませんけどね。
まぁヤマハへの遠慮・・・いや配慮もあって言葉を選びつつも、けっこう皮肉ってるように聞こえるけどw
でも今回のケースでMOTOGPが注目されたっていうけど・・・
ほんとにそう喜んでる人っているんですかね?ドルナに中にも?だとしたら笑止w
ま、ライダーであれ関係者であれ誰がどんな発言をしていても、どうレースを楽しむかは観戦するその人次第っていうことなわけで。あれこれ考えたってとどのつまりはリザルトがすべてですし。
ライダーやチームは今季同様、そのレースなりのベストなパフォーマンスをプレゼンしてくるでしょうけど、そこに疑惑を持ってしまった人は辛さが輪廻してしまうかもしれませんね。
プレゼン側はやることすべてやってるわけだから、拾ってしまった疑惑の種を発芽させるも育ててしまうも、楽しむも楽しめないも、あとは観戦する側の問題ってことでしょうね。
私は旦那と二人であーでもないこーでもない言いながら、いつもどおり楽しむとしますわ。
『帝王』は皮肉。
リザルトがすべて。
どう楽しむかは観戦者次第。
この三点は同感!
喜んでる人がいたら笑止。
疑惑を持っての観戦はは辛い。
この二点はちょっと違います。
いたたわ万歳なので疑惑も込みです。
私の名前は実は『イタいタワゴト』の略!?
信じられないかも知れませんけどりゅさんの事も好きなんですよ➰!ホントに!!