『バルベラ：ドヴィにイアンノーネ？今は勝負できる！』
★セパンおよびフィリップアイランドの両テストでは、ドゥカティ機に乗る選手の中ではエクトル・バルベラのGP14.2機がトップだった。
★アヴィンティア・チームのプレゼンテーションがアンドーラで行われ、バルベラ選手が次のように語った。
【最高のシーズン開始となったが、予想していた？】
「全然、予想してませんでしたね。こんなに短期間で驚異的な前進をしてしまって。今のところマシンは完璧だし、セパンでもフィリップアイランドでも求めていたようなレスポンスが得られました。これからは、このままの作業を進めていかなければね。」
【電制システムが違いを見せてるようだが…その辺が必殺の武器になりそう？】
「もちろん。今のところ、うちのプラスアルファになったことは確かですね。ブレーキングが良くなったし…特に、コーナー立ち上がりで以前よりも加速があるんですよ。最近のリザルトって言うのは、その辺の全てを証明してるんじゃないのかな。」
【フィリップアイランドではドゥカティのファクトリーチームを凌駕していたが…】
「シーズンは長いですからね…まだ何でも起こりえるから。それに彼らは別のコンポーネントの作業をしてたんだし…タイムは二の次にしてね。それだからこそ、うちも重要な改良が得られるわけで。とにかく、一つ確かなことは、今の段階ならドヴィツィオーゾやイアンノーネと勝負ができるってことですよ。」
【ミシュランタイヤも合ってるのでは…貴方は転倒しなかった数少ない選手の1人でしょ…】
「新しいタイヤは、僕みたいにスマートな操縦をするライダーにかなり合うんですよね。グリップは素晴らしいって言えるし、おかげで転倒せずにリスクのある走りができるんです。」
【今シーズンの目標は？】
「上位10位内を維持すること。でも、今のところ、うちのマシンは上位5位以内に入れる感じだけど…それに関しては確信してますね。こう言う強みがシーズン序盤でも反映されるようなら…あんまり望みを高くするのもなんだけど、表彰台だって狙えるんじゃないんでしょうかね。僕が一人で勝手に言ってるわけじゃない…タイムを見て、そう言ってるんです。」
【カタール開幕戦前に同コースでテストがあるが…】
「多分、グリップに関してまだ調整していきます…序盤ラップでトラクションコントロールが最大限に使えないんで。それからレース・シミュレーションもやらないと…フィリップアイランドでは天候のせいでできなかったんで。」
【セパンテストの際はストーナーテストライダーもいたが…コースを走ってるのを見るのは嬉しい？】
「もちろんですよ。物凄いライダーですからね。見どころが増えるじゃないですか。」
（2016年02月25日『Gpone』記事参照）
でも、ドヴィツィオーゾ選手なんかはけっこう満足しとりまして。
どの辺が解決できたのか等々…いつもの分析ぶりで、ねっとり語っとります。
詳しくはこちらのメルマガで。2月29日以内に登録すれば無料です！
【メルマガ44号 2016年02月26日 発行】
【2016フィリップアイランドテストまとめ その2 スズキ＆ドゥカティ】
●ドヴィツィオーゾ：タイムはともかく、ちょっとホッとしてる
●イアンノーネ：なぜGP14.2機の方が速いのか？
[amazonjs asin=”B00BDYGORA” locale=”JP” title=”防寒防風防雨バイク アウトドア 自転車 写真撮影 スマホ タッチパネル対応 グローブ メンズMサイズ”]
よっぽど嬉しかったと言うか、初めての経験だったんやろなぁ…鼻高々やんけ。
それにしても、何で山中で発表するんだろ？
特にシーズン序盤は活躍するんじゃないですかね。
良いですねえ、サテライトもどんどん活躍してほしいです.
ファクトリードカが正しい方向に向かっているのか、少し気がかりではありますが。
てかグランドバリラでローンチやるとは、アヴィンティアさんすごいっす＾＾どのスキー場だろ？
バズが「雪上のグリップが悪くて」とか言ってましたが、いやそれはそうっしょ！ｗ
それにしても以前、セニョール・ペルナットおじさんが言ったバルベーラについてのコメント
「速いゆえにキャリアを棒に振った。生まれ持った才能を実際に使いこなすための頭がない」のシビアな響きに確かにねと頷きつつも、でも本当にそうなのか？と思ったり、ミョーに気になりました。
今年はちょっと注目してみようと思います。