MotoGP

ポル・エスパルガロ怒『ドゥカティ向きレースだった』2016アルゼンチンGP

『ポル・エスパルガロ:ドゥカティ向きのレースだった』

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★2016年4月3日、アルゼンチン決勝戦でポル・エスパルガロ(ヤマハテック3)はグリッド10位からスタートし、6位でゴールした。現在、総合6位(19ポイント)。

【ラストラップ第5コーナーでバルベラ選手と危ないところだったが…】
「なんとも言えないですけどね。今回はどちらも転倒はしてないんだし。誰も転倒してないなら、『残念だった』って話にもならないわけだし。」

【『フラッグ・トゥ・フラッグ』によるマシン交換は迷惑だった…】
「確かに今回、うちは後ろの方にいたけど、でも、通常のコンディションならバルベラ(※5位、ドゥカティ・アヴィンティア)とラヴァティ(※4位、ドゥカティ・アスパー)は僕らには付いて来れないはずですからね。(2人は)いつもはタイヤが保たないんですから。
ドゥカティ機にとって、おあつらえ向きのレースになったってことですよ。10周ほどでピットに戻れて、新しいタイヤになって、またプッシュできてたわけでしょ。それのおかげで(ドゥカティ機は)また遅めのブレーキングがかけられるようになり、僕より速く加速ができるようになったんだから。」

【【『フラッグ・トゥ・フラッグ』になったのはレディング選手のタイヤ破裂のせいであり、ミシュランへの非難が多いようだが…】
「皆、ミシュランのせいにしてるけど、(ミシュランタイヤは)他のメーカーの全マシンで上手くいってるじゃないですか。ドゥカティ機って言うのは他のよりも馬力があり、それを路面に伝えることができるマシンなんですよ。多分、そのせいでタイヤが破裂するんじゃないんですか。」

(2016年04月04日『Motorsport.com』記事参照)


まぁ、でも、今回のドゥカティは良い事ばかりじゃなかったし…
ドヴィツィオーゾ&イアンノーネ選手の熾烈な競り合いは、『残る1つのシート争奪戦』だったんじゃないかとも言われておりまして…
一本眉ダッリーニャさんの説教コメントなど、詳しくはこちらのメルマガで。
4月30日までに登録すれば無料で読めます。

【2016アルゼンチンGPまとめ その2 ドゥカティ】[2016年04月08日 Vol. 85

●ドヴィツィオーゾ静かに怒る『こんな事になると思ってた…』
●イアンノーネ『甘んじることを身につけよ』ダッリーニャも説教

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POSTED COMMENT

  1. ミン より:

    穿った見方だけど、これも確かにと言える。ドカだけが対応すれば良いと言えるけど、それで大事故起きたら怖いしなぁ。

  2. 111 より:

    ポルのドカの評価は参考になりますね。

    普通ならラバティ、バルベラらのGP14.2はタイヤが保たないんだ。知らなかった。
    タイヤがスピンするのでしょうね。レディング(GP15)がコーナー立ち上がりでタイヤが煙を吐いていたのが印象に残っています(FPで)。GP15から不等間隔爆発になってるのに、コーナーのトラクションコントールはダメみたい。ということはGP15もタイヤが保たないか。カタールのレース結果をみてもそんな感じ。ラップタイムを見ればいいんだろうけど面倒だし。そう考えるとGP16はカタールで善戦していることからも、かなりトラクションコントールが改善されたマシンと言えるのかな。

    ドカの馬力の秘密は何でしょうね。強制開閉バイルはニューマチックバルブより効率がいいのかな? でも去年のオースティンでは長い直線でヤマハをドカが抜いて、ドカをホンダが抜いていたから一概には言えないか。ホンダは直線よりにセッテイングを変えるんだろうけど、コーナー立ち上がりの問題を引きずっていたら直線加速が伸びないかもしれない。そうなるとドカが有利になるかも。FPを見ないとわからないけど。でもヤマハはだめだろうな〜

    カタール最大直線1068m
    アルゼンチン最大直線1076m
    オースティン最大直線1200m

  3. motobeatle より:

    ある意味、ドカの特性を裏付ける興味深い発言ですね。
    ただ安全性はレース中、絶対に確保する必要はありますから、そのマージンが少ない場合は今回のような処置は致し方ないでしょうか。
    何しろタイヤですからね。

    にしてもカタールでコーナー進入が遅いと思ったドカが、今回はコーナーでロッシを抜いているんですからね。
    今回の処置がドカの助けになった感はあるかもですね。
    さてオースティンではどうなるか?

    そのドカと言えば、最近自分的にはロレンゾはドカに行くのではないかと感じています。
    根拠として
    ・アゴスティーニが発言したドカ&アウディーが巨額オファーを出したという件
    利潤を追求しイメージを大事にする大メーカーですからね。
    下手に嘘を言えば訴訟に発展する恐れだってあるでしょう。
    それに対する反応が彼等からないことが一つ。

    次に
    ・先のアルゼンチンプレカンでその話題を向けられたロレンゾ本人が肯定もしなかったけど否定もしなかったこと。
    少し前は「ヤマハからしかオファーは来ていない」と言っていた状況から変わっています。
    この状態が「交渉先に配慮している」のではないかと感じることです。

    勝手に云えば、まだロレンゾは若いです。
    そして仮に二年ドカでやった後、ヤマハにおそらくロッシはいない。
    オファーがくる確率は高いでしょう。
    ホンダも触手を動かくかもしれない。
    そうなると近い未来での彼の将来に不安はないのでは。
    現状況でドカから魅力あるオファーが来てたら、気持ちは動くのではないかと。

    だんだんドカを駆るロレンゾの姿を見たくもなってきたとういうかw。
    残し一つのシート、、、もしかしてノネは駄目かもw

  4. りゅ より:

             ↑
    う!ドキドキしているところに打ち込まれた!www
    もう~明日が来るのが楽しみやら怖いやら・・・
    でも最終的にホルヘの発表があるまでは、リラァ~ックス・・・

    おっとポルですが、興味深い部分に触れてくれてるので面白いですね。
    バルベラやレディング、そして他ヤマハ勢のコメントと摺あわせて見ると実に面白い・・・

    なんだかんだとカシマシイ中、トップグループではないにせよ、確実にスタートグリッド以上のリザルトを上げてるポルくん。この調子で行けばイイことあるさ。

  5. motobeatle より:

    もうほとんど確定でしょうかね。

    ホルヘ・ロレンゾ ドカティ移籍!!
    遂に来ましたね。

    しかもマルケスとまで話していたとは!
    まさか彼は行かないと思いますが、、、。
    ロレンゾ マルケス あとストーナー、、、、みんなチャンピオン経験者
    ドカ、ほとんどなりふり構わない動きですね。
    恐ろしいや~。

    と、いうことはヤマハはマーベリックとロッシのコンビでしょうか?
    いや、そもそもまだ全部早計ですかねw

  6. ミン より:

    出来ればヤマハは頑張ったポル&ロッシでテック3にリンスと誰か…なって欲しいですがどうなるか

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