『ヴィニャーレス:電制システムのトラブルでスタート時にパワー低下』
★5月22日(日)、ムジェッロ決勝戦でマーヴェリック・ヴィニャーレス(スズキファクトリー)が午前WUPで首位を獲得。決勝レースではグリッド2番手ながら悲惨なスタートを切り、6位でゴールした。
★ヴィニャーレス選手はゴール後、次のように話していた。
【悲惨なスタートだったが…】
「スタートの際、電制システムにトラブルが起き、マシンのパワーが落ちてしまったんです。皆に抜かれてしまいました。これさえなければ絶対に表彰台争いができてたんですが。前にいた選手らを抜いてからは、ロレンソやマルケスと同じペースを維持してたんですからね。」
【調子は良かったのに…】
「スタートが良ければ絶対にロレンソやマルケスと戦えてました。あいにく、第1ラップで追い上げて行くのにタイヤにかなりの無理をかけてしまいましたけどね。
けっこう辛いです。あのウォームアップの後は表彰台争いができると確信してたんで。でも、勝負に出るチャンスがまたもやなかったわけで。」
【電制システムのトラブルと言うのは?】
「どんな技術トラブルだったのか正確には知りません。僕がミスってピットレーンリミッターを入れてしまったわけではないと思うんです。技術的なことに関してはチームに訊いた方がいいでしょう。」
【とにかくポイントは獲得できたし…】
「最高のセッティングで、マシンのフィーリングも最高だったんですよ。ラスト4周って時に、もうそれ以上はプッシュできなくなってしまって。限界ギリギリだったんで、(無理をして転倒するリスクは避け)ポイントを獲得することを考えてました。」
【バルセロナ次戦については?】
「バルセロナのサーキットは大好きなんで、次戦に向けては大いに期待してるんですよ。ただただトラブルなしで進めていかないと。スタートで同じ問題が起きないでくれて、全力が出せるよう状況を掌握できれば良いんですけどねぇ。」
(2016年05月22日『Motorsport.com』記事参照)
え〜と…イタリア『Moto.it』サイトによれば、このスタート時のトラブルって言うのは4速に入れると、まるでリミッターを入れたみたいになって、加速時のスピードがぐっと落ちてしまったんだとか。そのせいで第1ラップは、なんと11位…
その後、追い上げては言ったんですが、FP/予選の時のような好リズムが刻めなかったんだとか。あぁぁ…レースでリズムが落ちてしまうことはスズキ機にはよくある事とも書かれている(涙)
う〜ん…ヴィニャーレス選手、本当に惜しかったですねぇ。
土曜日のロッシ選手なんかヴィニャーレス選手のことをベタ褒めしていて、「予選ではスリップなしでは最強だったでしょ。FP4でも最高ペースで走ってたし」って言ってたんですからねぇ。
で、「心配か?」と訊かれたロッシ選手は「『心配』よりもちょっと上ぐらいですね(笑)」って。(Gpone記事参照)。
[amazonjs asin=”B01FH780N4″ locale=”JP” title=”ばくおん!! ハニマグマグネット 川崎来夢”]
あらら、スタート失敗はトラブルですかぁ。
今までもスタートが良くなかったのはマシンに問題あったのかな?せっかく予選頑張っても台無しだしね…早急にSUZUKIは何とかしないと。
昔の押しがけ時代を思えばライダーの技術や負担は少なくなった替わりに出遅れると厳しいですよね。
ロレンソのスタートはロケット・ロン並にに凄かったなぁ。
ロッシのエンジン、ヴィニャーレスの電制それぞれ完全な状態だったら、ロッシ・ロレンソ・マルケス・ヴィニャーレスの4人でのバトルがみれたかもしれないとなると・・・
う~ん、見たかった!!