『マルケス:新レイアウトは確かに僕に有利』
★6月3日(金)、マルク・マルケスは午後5時30分からセーフティ・コミッションの会合に出席した。これはグランプリ開催時の金曜日、現地時間の同時刻に毎回開催されているもので、今回は9名のモトGP選手が故ルイス・サロム選手の事故現場である第12コーナーに赴き、コースの新レイアウトについて検討した。
★6月4日(土)、バルセロナGP予選後の会見で、PPを獲得したマルク・マルケスが前日のコース・レイアウト変更について次のように説明した。
「正直なところ、今日、またいつもの作業に戻るのは厳しかったです。昨日もそうだったんですけどね。セーフティ・コミッションであの件についてかなり話し合い、今日、FP3に出るのは本当に厳しかったです。コーナーの変更はしましたが…遅すぎましたよね。今は随分と良くなったけど、でも、ルイス(サロム)のは奇妙な転倒でした。
昨日はグランプリを続行するかどうかの決定を、ルイスのご家族に委ねたかったんです。ご家族の皆さんには本当に辛い時ですが、でも、ご家族に対しての配慮が必要ですから。皆さん、打ちのめされている様子でしたが、『もしルイスがいたなら、みんなが走ってるのを見たいと言うでしょう』と。」
【新レイアウトはホンダ機に有利なようだが…】
「新たなコースのレイアウトでは狭いコーナーもでき、確かに昨日のフリープラクティスに比べ、僕には有利になってました。この変更は安全面をより考慮されたものであり、そこが一番重要なことです。うちのマシンや僕のライディングスタイルだと、もっとうまく操縦ができるようになり、それで新レイアウトを速攻で覚えようと頑張りました。通常、新しいコースの時は、僕は人より早く覚えられる方なんです。ポジティブなことですよね。実に良い作業ができました。」
【今日のPP獲得については…】
「明日はどうなるか分からないので、(今日のPPは)2人に捧げたいと思ってます。1人は、先週亡くなった僕の祖母に。そして、もう1人は、もちろんルイス・サロムに。もしかしたら、明日はこう言うことはできないかもしれないので。良いレースはできると思ってます。今日、パフォーマンス面に関し重要な前進ができましたから。明日は気温のことを、しっかり考慮していかないと。グッと上がるでしょうから。でも、表彰台争いはできるでしょう。」
(2016年06月04日『Motorsport.com』記事参照)
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COTAやアルゼンチンの時といい、本当にマルケスの対応力の高さには驚きます。
決勝は独走かな?
ふむ。
セーフティ・コミッション会合の対応で明暗別れた感じかなぁ。
ロレンソの言い分も分かるけど生死に関わる事故があったのなら呼ばれなかった、じゃなく選手会からアクション起こすぐらいは必要とも思うけどね。
第10コーナーが鋭角になったけどストレートエンドのランオフが狭いのは危ないから正解じゃないのかなぁ。
HONDAはコーナーの立ち上がりが課題だったけど、低速コーナーなら大丈夫なんですね。DUCATIなんかは1番割を食ってそうだし。
開催を望んだサロムのご家族達に良いレースを捧げて欲しいですね。
マルケスはセーフティコミッションに参加してたんですね。
まぁ、あれだけの大事故が起きた後のセーフティコミッションに選手が自発的に参加していないことも驚きですが・・・
それにしてもマルケスはやいなぁ
10コーナーの変更は残念ですね。
このコースの見どころの一つなのに・・・。