『ストーナー、ミザノテスト:ドゥカティ機、前進』
★6月29〜30日、ケーシー・ストーナーがミザノでドゥカティ機のテストを行った。
★ストーナー元選手がモトGP機に乗ったのは今年のカタール開幕戦後のテストが最後である。
今回のテストではリズムを掴むのにそれほど時間はかからなかったが、久しぶりのモトGP機走行に全力で取り組んでいる様子だった。
★ストーナー元選手のコメント。
「実にポジティブなテストでした。2012年以来、久しぶりにヨーロッパのコースで走りました。ミザノは2011年以来ですね。あれからけっこう経ったけど、ヨーロッパスタイルのコースでまた走るのは本当に良いもんですね。シーズンの7〜8割はこう言うタイプのコースで走っていたのだから、この手応えをまた感じられるのは良いもんですよ。テストで行ったことは全て上手くいきました。この2日間で予定の95%は終えられましたよ。」
【重労働で実りも多かった…】
「ミシュランタイヤについての手がかりが掴めたのと、それから、フレームや電制システム、その他諸々に関してもそうですね。今回の作業の結果が今後のレースにどう反映していくのか…それから、僕らが駒を前に進められた事についてファクトリー選手の2人がどう思うのかが楽しみです。」
【7月1日から『World Ducati Week』に参加し、8月には『Red Bull Ring』で他のモトGPライダーらと一緒のテストがあるが…】
「これから本当に面白そうですよね。『World Ducati Week』に参加するのも久しぶりで…どんな感じだったかよく覚えてないんですけどね。でも今週末、多くのファンやイベントに参加する皆さんに会え、多くのマシンを見れるのが待ち遠しいです。ドゥカティ90周年は盛大な行事だし、その一員として参加できるのは楽しみですね。」
(2016年06月30日『Gpone』記事参照)
(2016年06月30日『Gpone』記事参照)
ストーナーご夫妻…本当にラブラブですねぇ。
《彼が走るのを見るのは今でも好き!》
I still love watching him ride! pic.twitter.com/ZD1WERBq20
— Adriana Stoner (@adri_stoner) 2016年6月29日
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果たして本当に役立つか…
楽しみですw
奥さ〜ん!GP参戦するように言ってもらえないっすかね(笑)
KCのレースがまた見たいなぁ…
暇なので(空想)長文書きました。
これまで不調だったドゥカティが、アッセンでコーナーの多い区間で速いタイムをだしていて驚きました。ストーナーのコメントを読むと、大きな作業としてミシュランへの対応、フレーム、電制を上げています。
直線が速くてコーナーが遅いというのがドカのこれまでの印象だったのですが、次回レースくらいからコーナーの速いドカが見られるのかもしれませんね。
あとミシュランですが、
マモラが転倒について、その原因はフロントタイヤとリアタイヤのグリップが異なるからだという発言をどっかのニュースでしていました。
まったくの素人の根拠のない想像ですが、(突っ込まないでね ^^;)
私はリアタイヤだけでなくフロントタイヤもグリップ力が高いんじゃないかなと思っています。グリップが高いゆえにフロントタイヤの抵抗が強くてハンドルが切れこむんじゃないかなっと。リアタイヤで押される力が前輪の回転力に100%つながっていない。私の見る限り、ミシュランになってからフロントタイヤが切れ込んで数多く転倒しています。マシンにぶら下がるようなライディングスタイルでは、フロントの切れ込みを防ぐのは難しいでしょう。
最近、転倒者が少なくなったのはリアタイヤのコンパウンドを変えて、ある程度すべるようにしたからじゃないかなと思っています。去年のバレンシアのテストでのリアのミシュランタイヤと現在のものとでは大きく変わっているといると思います。去年はパワースライドすらしなかったように記憶しています。
これまた想像(空想?)ですが、
驚異的?なリアタイヤのグリップは、コンパウンドだけでなくカーカスにも仕掛けがあるじゃないかなと思っています。弾力性の高いカーカス。それでリアタイヤの強烈なトラクションを受け止めているように思います。タイヤを変形させて。空気圧にミシュランはうるさいと思います。(トレッド剥離事件もあったし。。)
で、フロントタイヤにも同じようなカーカスが使われている。
以前ニュースでタイヤがボールのように跳ねるとかいうのを読んだ記憶があります。たしかにコース上のギャップを通過するとき、フロントタイヤが少しバウンドしている映像を見た記憶が。。
それで困るのはロレンソやマルケスのような、フロントのグリップ/安定性を前提にした走行スタイルです。コーナリング中に跳ねるとまではいかなくとも、路面のグリップが強くなったり弱くなったり変化していることに気づくと思います。ロレンソはこれまで優勝しているとは言え、去年ほどの圧倒的な速さがないように思います。マルケスも今年はエンジンの問題があるのかもしれませんが、レースでの強い走りはあまり見かけないです。今年強い走りを見せているはロッシですが、彼はロレンソやマルケスのライディングスタイルをしていません。去年のスタイルも変えています。リアタイヤに乗って走っているような感じなのかな?
あとよくわからないのが、
路面温度が高くないのにソフトタイヤがレース距離もたないというライダーの発言です。かと思ったら、ソフトのレインタイヤが硬すぎて何周走っても消耗しないという雨のアッセンでのライダーの発言。
ミシュランも考えてタイヤを設計しているはずです。コンパウンドが予想以上に消耗したり、逆に消耗しなかったりしたのでしょう。やっぱりカーカスの影響を受けているのかな??
以上、根拠もない空想でした。
と言うよりブリヂストンの時はリアが硬い方向性だったのがミシュランになってから逆になったから、やはり慣れないのでは?