『クラッチロー:マルケスやドヴィみたいになるかと思って恐かった』
★9月3日(土)、シルヴァーストンGP予選でカル・クラッチロー(ホンダLCR)がいの一番にボックスを飛び出し、PPを獲得した。同コースは得意ではない。
★クラッチロー選手のコメント。
【これ以上はないってぐらいの上出来だが…】
「正直なところ、雨が降ってるって気づかなかったんすよ。しょっぱなからプッシュすることしか考えてなくって。実は、第1セクターが遅かったなぁって思ってたんで、自分が出したタイムは信じられませんでした。そう思ったんで、次の周回もプッシュしまくって…転倒しそうにまでなってね。他の選手のタイムを見たら、みんな、僕よりずっと遅かったんすよね。」
【転倒していた選手も何人かいたし…】
「確かに雨のせいで何かと厄介になってしまって。ドヴィとマルケスの転倒を見たら怖くなってしまってね。自分もああなるかもしれないわけでしょ。それで、全力を出さなくてもいいからって思いながらコースに残って走り続けたんすよ。もしかしたら、もっとやれたのかもしれないが、でも満足っすよ。」
【明日のレースの予想は?】
「今のところ、ドゥカティが直線コースでは物凄い戦闘力でね。もちろん、こっちは全力でいきますよ。天候に関係なく…はっきりはして欲しいんすけどね。ドライでもウェットでも良いから。」
【観客の大半から応援されているが…】
「観客から、物凄いフレンドリーな感じと情熱が湧き出てますよね。重要なのはレースの方だから。今回みたいに前の方からスタートできるなんて、やりがいありますよ。確かに、これ以上は無理でしたね。」
【ちょっとはプレッシャーも?】
「ないんじゃないかなぁ。ファンの方は熱気ムンムンだけど…スペイン戦なんか、こんな感じっすよね。いつもより多少は注目されるでしょう。ここでイギリス人ライダーが勝ったのなんて、もうかなり昔の話だから。でも、それほど大きなプレッシャーって感じではないっすね。」
【ここ最近、ホンダ機に重要なステップアップがあった…】
「5レース前に、電制システム関係で一歩前進したように思いますね。今のほうがコンスタントなんで。以前は、操縦するにはけっこう重いマシンって感じだったのが、ここ最近の何レースかではビュンビュン動いてますね。今後に向け、更にポジティブなレスポンスが得られるよう作業を続けていかないと。全体的には、ミシュランタイヤでも伸びてきたと思いますよ。」
(2016年09月03日『Gpone』記事参照)
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