『ドヴィツィオーゾ:ミシュランは決断を急ぎすぎた』
★10月21日(金)、最悪の天候に見舞われたフィリップアイランドでアンドレア・ドヴィツィオーゾはFP1を5位で終え、FP2は出走しなかった。
★ミシュランがエクストラソフトのフロントタイヤの使用は10周までと規定したため、選手らは渋い表情を見せている。
★ドヴィツィオーゾ選手がFP2終了後、次のように話した。
「(タイヤの件については)セーフティコミッションと話し合ってみます。
まだミシュランの技術スタッフとは話してないんですが、ミシュランやドルナの立場なら難しいってことは分かりますよ。シーズンを通して、あらゆる状況に対応できるような規定を見つけ出すなんてね。現時点における一番の問題は、気温に関し、タイヤの使用幅が制限されてるってことなんです。シーズン全18レースに対し、どんなコンディションにも合うような2本のタイヤが存在してないんです。」
【以前は、存在していたが…】
「ブルノでああ言うことが起きたから、懸念されてるんだってことは分かりますけどね。でも、フィリップアイランドでエクストラソフトを10周制限にする必要なんかないんですよ。ここは大変なブレーキングが続くタイプのコースではないし、気温も低く、グリップも大したことないのだから。あのタイヤなら、レースで完走できると思いますけどねぇ。」
【ミシュランの決断は早すぎた?】
「FP1終了後か、金曜日の終りに決断する方が良かったかもね。今日、フロントに柔らかめタイヤを履いてない時に1つ気づいたんですが…制限が出てるのはフロントではなく、もしかしたらリアの方ではないかと…。固めが2本あるのに対し(柔らかめは)1本しかなかったから履かなかったんですが…ミシュランがそれ以上の供給は無理だってことだったから。」
【午前FPでそれほど走り込んではいなかったが…】
「短い出走を2回したんですが、マシンの手応えが最高とは言えなかったんでね。それでも、首位から0.6秒差でしたから。悪い出来でじゃないですよ。」
(2016年10月21日『Gpone』記事参照)
[amazonjs asin=”4047100080″ locale=”JP” title=”決断力 (角川oneテーマ21)”]