『ロッシ:ロズベルグ引退について』
★先日、F1初優勝を決めたばかりのニコ・ロズベルグ(31才)が引退を公表した。
★引退の理由はローズベルグ選手が自身のフェイスブックで語っているが、つまり、これまで人生を賭けて追い求めてきた夢が実現したため、今後は家族と共に生きていきたいとのこと。
★ローズベルグ選手の引退は2012年のケーシー・ストーナー引退を彷彿させる。両選手とも1985年生まれで、既に妻と娘が1人いる。
★ヴァレンティーノ・ロッシがローズベルグ引退について次のように話した。
「僕が思うに、ローズベルグ引退は誰もがショックを受けたでしょうね。予想外でした。ただ、あくまでも個人的な選択だし、説得力はあるんじゃないんですか。多分、タイトルを獲得して満たされたのでしょう。家族があり、奥さんも若いんだし。家に居たいって言うなら、僕的にはけっこうなことですよ。」
【メルセデスのシートが1つ空くわけだが…】
「実のところ、後任は僕が出るって言いたかったんですよ(笑)!良いだろうなぁ…でも、僕はメルセデスを操縦できるほどではないでしょうけどね。」
【チームメイトのハミルトン選手はロズベルグ引退を喜んでると思う?】
「喜んではいないと思いますね。あの2人のライバル関係はかなりのもので…子供の頃から競り合ってきたのだから。ロズベルグ相手に雪辱を果たせないんだから、がっかりしてると思いますよ。」
【ロッシ選手はかつて、『No.1のまま引退したい』と言っていたが…】
「かなり前の話ですね(笑)。まぁ、昔の話ですよ。どうなることやらね。もう1回タイトルを取らなければならないとしたら、一体どうすればいいものか。2018年より前の引退になるかどうかも分からないし(※2017/18年の2年間、ヤマハと契約済み)。そう言うことを色々と悩める状態になれたら嬉しいんですけどねぇ!」
【先日、ロレンソ選手がミュージアムを開館し、ロッシ選手はミハエル・シューマッハを彷彿させると言っていたが…】
「有り難いですね。シューマッハは何度も優勝してるし、当然、僕としては異存なしですよ。以前、(ロレンソと)ライダースーツの交換をしたんですよ…まだ、僕らの関係が上手くいってた頃にね。良いミュージアムですよ。いつか観に行こうかな。」
★トト・ヴォルフ氏(メルセデス・ベンツ・モータースポーツのマネージング・ディレクター)が、ロズベルグ後任としてヴァレンティーノ・ロッシを候補に挙げていたと明言した。冗談かどうかは不明。
★ロッシ選手がヴォルフ氏の発言について、イタリア衛星放送『Sky Sport』のインタビューで次のようにコメントした。
「その気があるなら連絡してくるでしょう。僕の電話番号は知ってるんだから。」
【テストの予定等は?】
「(そう言うチャンスがあるなら)NOとは言えないでしょう。以前、ラッキーなことにフェラーリの走行テストをさせてもらったことがあって…あそこのスタッフらとはけっこう仲が良いんで、(メルセデスのテストを受けたら)半分裏切るみたいな感じになるけど、メルセデスのテストをしてみないかと言われたら断れないでしょう。とにかく、かなり難しいでしょうけどね。」
(2016年12月02日『Gpone』記事参照)
(2016年12月02日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年12月04日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
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最低でも2018迄は抜群オーバーテイクを見せてもらわないと!
それはそれとして、モンツァラリー優勝おめでとう!