『ドメニカーリ:ドゥカティではタイトル争いをする覚悟ができている』
★ドゥカティがボローニャにグルメパブ『Scrambler Ducati Food Factory』をオープンした。
★同店のオープン記念を祝ったクラウディオ・ドメニカーリ氏(ドゥカティCEO)が、次のように語った。
「スクランブラーは『Sviluppi Urbani』のサポートを受け、ボローニャにフード・ファクトリー1号店をオープンさせました。1号店はプロトタイプ店と言うことで、世界中に広げていきたいですね。同プロジェクトはなにがなんでもオートバイの国から…ここ美食の国イタリアから始めなければならなかったんですよ。」
【モトGPの2017年シーズンの方は?】
「2017年は本当に重要な年になるでしょう。ここ数日、2016年の決算を行っているのだが、実にポジティブな数字でした。ドゥカティは良好企業として重要な投資を行う決断をし、トップライダーを獲得したわけです。
レース参戦はドゥカティファンとの強い絆を育むべく、非常に重要な源泉と見なしてます。2016年、我々は大きな成長を遂げ、レースで2勝を果たしました。ジョルジョのような…我々は(ホルヘ・ロレンソのことを)そう呼んでいるのですが…ジョルジョのようなライダーを招聘できるほどに成長してこれたのです。ロレンソには文句のつけようのない高いライディング能力があるが、ドゥカティ機には多少合わせていかねばならないでしょう。
我々がボローニャに用意した素晴らしいチームが彼のリクエストに速攻で応え、モトGPカタール開幕戦への準備は整っていると確信してます。」
【モトGPでは本来の姿を見せる時期に来てるのでは?】
「競い、タイトルを目指すと言う考えでいます。(タイトル獲得は)2007年に既に成し遂げてはいるが、まぁ、スポーツの世界と言うのは良い時期と悪い時期から成っているものだから。2011〜2012年はかなり苦戦したし、それは世間も分かっていることで…ただ、その後、大きく挽回しだしてますからね。決して諦めずに、まずは表彰台に接近し、去年はレース優勝も果たした。」
【2017年の目標は?】
「もちろん、タイトル獲得です。今や挑戦できる条件は揃っている。当然のことながら、ジョルジョの他にも強い選手はいますよ。世界チャンピオンのマルク・マルケスは、有力候補として開幕戦を迎えるでしょうしね。我々は、戦いに名乗りを上げていける立場と言うところでしょう。
現在、我々にある技術、経済力、人材でもって最高リザルトを目指していけると確信してます。ただ、スポーツの世界と言うのは大いなる満足感と、多少の苦い失望でできているものだから。当然のことながら、今年は楽しませてもらうつもりですよ!」
【カタールではドゥカティ機もロレンソ選手も常に好調だが、いきなり優勝のプレッシャーは?】
「プレッシャーはありません。まぁ、まだやるべき作業があることは分かっていますしね。ただ、かなりの量をこなしてきたと言う認識もありますが。きちんと勉強し、試験に挑む時のような感じですかね。どんな罠が待っているのか…常に不安はつきものだから。ただ、ベストを尽くしてきたと言う安心感はあります。安心感があるならプレッシャーは感じないものでしょう。カタール開幕戦に向け、オール・オア・ナッシングと言うような気持ちはありません。ですから、カタールもまた他のレースと同様。上手くいったらけっこうなことだし、そうでなかったら次に挑みますよ…」
【ドヴィツィオーゾ選手は昨年のセパン優勝以降、変わったようだが…『トップライダーたるべきマシンに乗っているのだ』とでも言うような…】
「現在、アンドレア・ドヴィツィオーゾがチームにいると言うことが、どれほど喜ばしいことか。精神的にかつてないほど強くなっていますからね。まさに結果を得て、自信がついたのですよ。アンドレアはずっと思い描いていたことが実現できるのだと気づいたのです。今や確信を得て、物凄いポテンシャルでもって2017年をスタートすることでしょう。」
【今年からウィング禁止となるが…1月20日のプレゼンでは何かサプライズがありそう?】
「それは見てのお楽しみ…。」
(2017年01月12日『Motorsport.com』記事参照)
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『Scrambler Ducati Food Factory』
ってDUCATIのコンセプトレストランみたいなものでしょうか?
イタリア発ならさぞグルメにこだわってるんでしょうねぇ。
日本でも出店して欲しいです。
入ったことはないけど近くにKTMカフェがあるけど(^^;)
イタリアのストリートフード…いわゆるB級グルメを扱うフードパブってことみたいですが…
管理人さん、わざわざありがとうございます。
ミラノのストリートフードではホットサンドやピザ、ラザニアを思い出しましたが、それでも日本のレベルとはケタ違いのグルメでしたもんねぇ。
サッカーのスタジアムフードも驚くほどレベルが高かったけど、移動車の調理販売が可能なら世界中のサーキットに廻って欲しい(笑)