『2017 オースティンGP モトGP 予選トピックス』
★4月8日（土）、オースティン戦 モトGPクラスの予選が行われた。
★首位マルク・マルケス（ホンダファクトリー、2’02.741）。5年連続PP獲得。最初の出走から2分03秒台を出していた。
マルケス選手のコメント。
「PPが取れるなんて思ってませんでした。新タイヤを履いた時のヤマハ機の戦闘力がかなり高かったんで。自分はレースペースでの戦闘力が高いように思います。この2日間、一歩ずつ前に進んできたんです。感触が良くなってきました。」
チームメイトのダニ・ペドロサは4位（＋1.125）。
★2位マーヴェリック・ヴィニャーレス（ヤマハファクトリー、＋0.130）。T1/T4セクターは最強だが、トラック中盤で苦戦。
セッション中、ロッシ選手の動きに若干腹を立てていた。最初のタイムアタック中、コーナー中盤で低速で走るロッシ選手に遭遇し接触しそうになったから。
ヴィニャーレス選手のコメント。
「PPが取れたと思ったですけどねぇ。でも、終盤でマルクの前にロッシがいたんで、その結果、もっとプッシュできたと言うわけですよ。
レースでは優勝争いのチャンスがあるでしょう。ペースに関しては判断しづらいが、明日のウォームアップで様子を見ますよ。」
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは3位（＋0.932）。昨年も予選3位。
ロッシ選手がヴィニャーレス選手との接触未遂についてコメント。
「正直なところ、何が起きたのか分からなかったんですよ。あとで話してみます。」
（その後、パルクフェルメで2人が顔を合わせた際に少し話し合ったようで、最終的には固い握手を交わしていた。）
その後のロッシ選手のコメント。
「長距離トラックの時は作戦が難しいもんなんですよね。渋滞に遭遇することがあるから。すんなり1周走れたら、もっと好タイムは出せていたが、これで満足ですよ。」
★1位〜2位が2分03秒の壁を破った。
★5位ヨハン・ザルコ（ヤマハテック3、＋1.187、ルーキー）。
チームメイトのジョナス・フォルガーは8位（＋1.882、ルーキー）。
★1位〜5位までが2分04秒の壁を破った。
★6位ホルヘ・ロレンソ（ドゥカティファクトリー、＋1.410）。ボックス帰還時に狂喜乱舞。パオロ・チャバッティ氏（ドゥカティ・スポーティングディレクター）の抱擁を受けていた。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは7位（＋1.690）。
★9位カル・クラッチロー（ホンダLCR、＋1.920）。予選2終盤でスリップ転倒。
★10位スコット・レディング（ドゥカティ・プラマック、＋1.932、GP16機）。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは13位（予選1で3位、GP17機）。
★11位アンドレア・イアンノーネ（スズキファクトリー、＋3.000）。
チームメイトのアレックス・リンスはFP3で転倒し、左手首を骨折。23日〜24日にバルセロナへ帰国し手術を受ける予定。
★18位ブラッドリー・スミス（KTMファクトリー、予選1で8位）。
チームメイトのポル・エスパルガロは21位（予選1で11位）。予選1の第2コーナーでスリップ転倒。
★予選1でジャック・ミラーが首位を、ホルヘ・ロレンソが2位を獲得し、予選2に昇格した。
★予選1でローリス・バズが2位を獲得しそうだったが、最終ラップ最終コーナーで転倒しそうになり、結局、4位（ドゥカティ・アヴィンティア、グリッド14位）となった。
★予選1でアレイシ・エスパルガロが最初のタイムアタック中、第1コーナーで転倒。タイムを記録できず失格（アプリリアファクトリー、グリッド22位）。
（2017年04月22日『Gpone』記事参照）
（2017年04月22日『Motorsport.com』記事参照）
『2017 オースティンGP モトGP Q2リザルト』
『2017 オースティンGP モトGP Q1リザルト』
『2017 オースティンGP モトGP FP4リザルト』
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先生の滑り込み力すごいな･･･
もう狙ってるのかってくらい･･･
ロッシは決勝も表彰台取って欲しいですね〜。
スズキが悲惨な事になってますが、マシンの具合もあるんでしょうかね。めちゃくちゃ転倒してましたが。
最後マルケスとビニャーレスのタイム争いが凄かった。
ロッシも前2戦よりバイクがまとまってきたようで何より。
驚くべきはザルコですね、決勝が楽しみ。