『ロッシ:ヴィニャーレスとマルケスだけじゃなく後ろにも目をやらねば』
★4月22日(土)オースティンGP予選でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が3位を獲得した。
★ロッシ選手のコメント。
【ネット上に投稿されたファンからの質問:ライバル陣をピッツァに例えると?】
「マルケスは『ピッツァ・ディアヴォラ』ですね。辛いサラミが載ってるやつ。ヴィニャーレスは茸とサルチッチャ(生ソーセージ)のピッツァ。よく食べてるから。クラッチローは絶対にポテトフライとパイナップルのやつだな。ロレンソはペペロンチーノがどっさり載ったやつ。」
【ロッシ選手は?】
「僕も茸とサルチッチャ(生ソーセージ)のピッツァですね。クラシックなので行きますよ。」
【今日の予選については?】
「重要でしたね。今年初のドライコンディションでの予選だったから、自分のポテンシャルをはかるには重要でした。上手く行きましたよ。乗ってて良い感触だったし、貴重なファーストローにも辿り着けたし。障害なしですんなり走れたら好ラップを刻めそうだったけど、容易じゃないんですよね。時間が短すぎて作戦の立てようがないんで。とにかく、ツイてました。」
【渋滞でヴィニャーレス選手とゴタゴタしていたようだが…】
「正直なところ、いまだに何があったのか分からないんですよ。映像を見てる暇がなかったもんで。ヴィニャーレスが怒ってたから、『あれ、何かやっちゃったかなぁ?』って思ったんです。接触もしてないし。ただ、あそこのセクターはスリップストリームを探して減速する選手が多いから、ヴィニャーレスのことは目に入りませんでした。」
【レースについては?】
「明日はヴィニャーレスとマルケスに喰いついて行こうと思ってます。ただ、自分の後ろにも目をやらなければ。ペドロサとザルコのリズムが良いですからね。もう少し手を入れて、最後の詰めをなんとかしなければね。でも、予選では良い感じだったし、ブレーキングも良くなりましたよ。ここまでの2戦で、レースではFPよりも速かったんですよ。でも今のところ、あの2人の方がペースは良いから。」
【第1コーナーで注意が必要…】
「一番いいのは好スタートを切って、芋洗いを避けることだけど、そうは思っても何かしらイレギュラーな事が起きるもんなんですよね。一瞬の判断が必要なんですよ。」
【今朝のようなコンディションにならなければ…】
「タイヤに熱が入らなかったですよね。ああ言うコンディションで走るのは恐かったですよ。実のところ、6〜7度ぐらい下がっただけでタイヤにこんなに大きく響くとは思ってなかったんですよ。最大の問題は冷たい風ですね。」
【FP3では転倒が多発していたが、ヤマハ勢は皆無だったが…】
「つまり、適切な操縦をしているってことですよ(冗)。ただ、今朝みたいなコンディションは本当に特殊だから。」
【ヘレステストでは例の2016年版フロントタイヤを試せるわけだが…】
「新しいタイヤを初めて試した時から、ちょっと手応えがねぇ。まぁ、勘違いかもしれないし。でも、そのテストは興味がありますよ。『ロッシのタイヤ』なんて呼ばれてるようだが、実のところ、僕は皆にとって最良にと思ってるんですけどね。」
【FP3の結果だけで予選2の選手を選別しようと言う提案は…】
「もし今日実行していたら、たわ言扱いだったでしょうね。難しいコンディションの中でリスクを負うことになっていただろうから。賛否両論あるでしょう。ただ、昨日のセーフティコミッションの会合では話し合われなかったんですよ。」
(2017年04月23日『Gpone』記事参照)
2016年版フロントタイヤについて選手間で揉めてしまい、「ブリヂストンなら、こんなことは起きないのに…」って嘆かれてました。
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【2017アルゼンチンGPまとめ その1 ヤマハ&フロントタイヤ問題】[2017年4月16日 発行 Vol. 136]
●ロッシへの陰謀だったのか?:フロントタイヤ問題まとめ
・4番目フロントタイヤ出現の経緯
・2016年版タイヤ、ロッシえこひいき?
・ミシュラン「ロッシ贔屓はしていない」
・アンドーラ派によるロッシへの陰謀説
・マルケスは中立派
・ブリヂストン時代にこんなことはなかった
・ミシュランの真の目標は『打倒ブリヂストン』
・フロントタイヤは今後どうなる?
他
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あっ、セーフティコミッションに参加したんだ。