『2017 アルゼンチンオースティンGP モトGP 決勝トピックス』
★4月23日(日)、オースティン戦 モトGPクラスの決勝レースが行われた。
★優勝マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。2013年オースティンGP発足以来、5年連続ポール・トゥ・ウィン。唯一、2分5秒の壁を破った。
マルケス選手のコメント。
「端で見てるほど単純なレースではなかったんですよ。序盤は焦らないように心がけました。覚悟して、このタイヤを選びましたから(前後輪ともにハード)。フロントにチャタリングが出ていたことは否定しません。でも、他の選手がタイヤ消耗に直面することは分かってたし、事実、そうだったでしょ。嬉しいです。今回のリザルトのおかげで総合首位に近づけましたから。」
チームメイトのダニ・ペドロサは3位。前輪ミディアム、後輪ハードを選択。
ペドロサ選手のコメント。
「自分のパフォーマンスには満足してます。あいにく、終盤はフロントにちょっと問題が出てきてしまって。タイヤの右側なんか、何回も転倒しそうになってましたから。2位を逃したのは惜しかったですね。でも、まぁ、良いです。」
★2位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)。前後輪ともにミディアムを選択。ザルコ選手と接触後に膨らんだ際、ショートカットをしてしまい0.3秒のペナルティを科せられた。
ロッシ選手のコメント。
「難しいレースでしたね。でも、ホンダ組に喰いついて行けましたよ。マルケスには逃げられてしまったが、ペドロサはミディアムを選んでいたから、タイヤ消耗に直面すると分かってたから。僕も同様にね。歯を食いしばって、なんとか抜いて、今や総合首位でしょ。主役になれてうれしいですよ。」
現在、総合首位。ロッシ選手がトップに立つのは2015年セパンGP以来のこと。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは第2ラップ第18コーナーでフロントが流れ、転倒リタイヤ。ペース面では、唯一、マルケス選手と互角だった。前後輪ともにミディアムを選択。
★総合順位は1位ロッシ(56ポイント)、2位ヴィニャーレス(50ポイント)、3位マルケス(38ポイント)、4位ドヴィツィオーゾ(30ポイント)、5位クラッチロー(29ポイント)、6位ペドロサ(27ポイント)。
★4位カル・クラッチロー(ホンダLCR)。
★5位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、ルーキー)。前後輪ともにミディアムを選択。
チームメイトのジョナス・フォルガーは11位(ルーキー)。
★6位アンドレア・ドヴツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは9位。
★7位アンドレア・イアンノーネ(スズキファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスはFP3の転倒で左手首骨折、棄権。
★8位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック、GP17機)。
チームメイトのスコット・レディングは12位(GP16機)。
★10位ジャック・ミラー(ホンダ・マークVDS)。
チームメイトのティト・ラバトは13位。
★16位ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー)。
チームメイトのポル・エスパルガロはエンジン故障によりリタイヤ。
★17位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。
★転倒はカレル・アブラハム(フロントが流れた)、アルヴァロ・バウティスタ、サム・ロウズ。
(2017年04月23日『Gpone』記事参照)
(2017年04月23日『Motorsport.com』記事参照)
『2017 オースティン モトGP 決勝リザルト』
『2017 オースティン モトGP 総合順位』
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ペナルティが出たときはどうなるかと・・・
何にしても総合暫定1位、大事に守って欲しいな