『イアンノーネ:ドヴィツィオーゾが総合優勝?奇跡だろうね』
★11月9日(木)、ヴァレンシアGP会見でアンドレア・イアンノーネ(スズキファクトリー)が次のように話した。
「シーズン最終戦となりましたね。でも、まだ頑張らねば。ポジティブな最終戦になってくれるといいですね。すべて上手い方に行ってくれてね。FPセッションで良い作業をしていかなければ。マシンをトラックに合わせていくことを目標にし、特にセッティングに集中していかないと。」
【14〜15日は2018年に向けてのテストだが…】
「今シーズン中に及第点を出してきたマテリアルを試してみるのが楽しみですね。当然ながら、まだ使ってないものなんでね。もっと戦闘力の高いスズキ機で始めるってことが期待されてるんですが、けっこう確信はあるんですよ。と言うのも、これまでのテストでは、現在使ってるのより来年用のマテリアルの方が良かったから。」
【どう言うマシンになりそう?】
「もう、けっこう決定稿なんですよ。日本人エンジニア陣が、常に先回りの仕事をしてくれるもんだから。来年のマシンのベースは既に90%できてます。」
【優勝したら、来年はレギュレーションの優遇措置(テスト回数や燃料等)が受けられなくなるが…】
「表彰台とか優勝って言うのは、放棄できるようなもんじゃないから。実際、そう言うリザルトを目指して、戦闘力を上げていかないと。」
【ドヴィツィオーゾvsマルケス選手のタイトル争いについては?】
「マルケスがかなり有利ですよね。タイトルは90%彼のものでしょ。イタリア人としても、過去にドゥカティやドヴィと組んでいたライダーとしても、成し遂げて欲しいとは思いますけどね。この夢を果たせたら、僕も嬉しいですよ。ただ、もしそうなったら奇跡でしょう。現実的な視点で、そう言ってるんですけどね。日曜レースでドヴィとマルケスは最後の最後まで勝負を続けるでしょうね。ドゥカティ機の戦闘力が上がってくれることを祈ってますよ。」
【昨年のヴァレンシア戦で、イアンノーネ選手はドゥカティ機で表彰台に上がったが…】
「去年のあのレースで、僕はあらゆる限界を越えて走ってたから。僕とドヴィはかなりの違いがありましたね。僕はシーズンを通して成長して行き、マシンを把握していったんですよ。」
(2017年11月09日『Gpone』記事参照)
故シモンチェッリ選手のグローブが戻ってきた話とか、アンヘル・ニエト基金の話とかは、『note』無料閲覧!!
[amazonjs asin=”4779629616″ locale=”JP” title=”RACERS volume 40 スズキの第一期モトGPマシン、GSVーRの10年間 (SAN-EI MOOK)”]
[threecol_one]この人こそ来年に期待ぃぃね![/threecol_one][threecol_two_last]
[/threecol_two_last]