『ロッシ:ヴィニャーレスと意見の相違?良いマシンが出来てきたら解決する』
★11月11日(土)、ヴァレンシアGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が予選を7位で終えた。
★今回も2016年版ヤマハM1機に乗るヨハン・ザルコの方が上位だった(2位)。
★ロッシ選手のコメント。
【ヴィニャーレス選手が13位でストレスを感じているようだが、ロッシ選手も?】
「おそらく、ストレスは僕の方が少ないでしょうね。僕は初めてこのマシンに乗った時に、これは乗り心地が悪いって認識しましたから。
シーズン中、けっこう色々と試してみたし、トンネルの向こうにかすかな光が見えたこともありました。でも、ここヴァレンシアでは、そう言う風にはなってないですね。走ってみて信頼感が得られないならば、最大プッシュはできないから。」
【2018年シーズンが迫ってきているが…】
「どの方向に進むべきか速攻で探っていかないと。現在とは別の方向になるでしょうけどね。日本のエンジニア陣とかなり話し合ってきたし、重要なのは、今や彼らにとっても状況は明白だってことですよ。」
【ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)は『悲惨な年ではなかった』と言っているが…】
「(ヤマハファクトリーは)4勝してるし、表彰台もけっこう上がってるから、リン(ジャーヴィス)が何を言わんとしてるかは分かりますよ。ただ、うちのパフォーマンスはもっともっと上だってことも確かなんですよ。もっと出来るはずだったんです。」
【いったい何があったの?】
「ある時点で道に迷い、なんとか頑張ってはみたものの最終戦となってしまった。そして、それほど解決はできなかったと言うことです。」
【ヴィニャーレス選手は『マシン開発における自分自身の手応えを信頼しなかったのが間違いだった』と言っているが…】
「僕は僕以外のことについては何とも言えないし、うちが進んだ道は強くなれるようなものではなかったと思ってます。結局、僕らのライディングスタイルも同じではないんで。」
【このような意見の相違が、今後の開発に対し軋轢を生むかも?】
「調子の良いマシンが出来てくれば、僕もマーヴェリックも絶対に意見が一致しますよ(笑)。速いマシンができれば、全ての問題は解決されるでしょう。そうでなければ、さらなる問題が増えていくと言うわけでね。」
【レース明けのテストで旧M1機を試してみたくない?】
「いつも通り、レースが終わるまではテストについては未定なんで。2016年版マシンを試すって言うのも悪くはないだろうけど、ヴァレンシアで可能かどうかは分かりません。」
【明日のレースについてだが、グリッド7位スタートはどう?】
「最高ってポジションではないが、今週末の僕のスピードを思えば、それほど悪くはないですね。マシンの荷重バランスを改善できたし、最終コーナーで些細なミスをしなければ2列目からスタートできたんですけどねぇ。」
【明日のレースの目標は?】
「最大の問題はレースでの僕のリズムなんですよね。厳しいでしょう。ただ、ウォームアップで最後の調整ができるかもしれないから。それができたら、それほど悪い結果にはならないでしょう。」
【あのファーストローの顔ぶれだと白熱しそうだが…】
「イアンノーネとザルコは、第1コーナーを遅めのブレーキングで行くタイプなんですよ。あの2人を見てると、何か起きるんじゃないかって思うこともあるんですよね。まぁ、いつも上手く曲がり切ってるけど。あと、マルケスもそう言うことはできるし。」
【マルケス選手と言えば、ロッシ選手は熟知してるだろうが…どんなレースをしそう?】
「さいわい、そう言うことは熟知してないんで(笑)。まぁ、優勝を狙って行くと思いますけどね。ドヴィツィオーゾが苦戦してるし。ドヴィがやり抜く可能性はかなり少ないでしょう。」
(2017年11月11日『Gpone』記事参照)
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良いマシン、作ってね♡
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イアンノーネとザル子が危ないだって?
ヤマハファクトリー機がクソ遅いからってそんなにイライラしなくても・・・
それはそうと、予選でロッシの映像か全く意図的に流れなかったのはなぜ?