『ロッシ:2016年版フレームを使ってみたが謎は解けず』
★11月12日(日)、ヴァレンシアGP決勝戦をヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が5位で終えた。
★ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3)が2位を獲得したおかげで、ヤマハはコンストラクターズ部門で総合2位となれた。
★11日(土)夜、ヤマハテック3はヤマハファクトリーに2016年版フレームを提供し、12日(日)の決勝レースでロッシ&ヴィニャーレス両選手が使用した。
★ロッシ選手のコメント。
【なぜレースで2016年版フレームを使用することになったの?】
「当初は14〜15日のテストで使ってみようって話だったんですが、そうと決まった途端、もっと早くに使ってみたらどうかってことになったんですよ。テストを10日間やるより、レース本番で使ってみた方がよく分かることもあるから。」
【それで、使ってみた感触は?】
「去年と同じですね。マシンは操縦しやすいけれど、リアタイヤの消耗は激しいです。ちょっと重要な事を突き止めたかもね。」
【ヤケクソでやってみた感じ?】
「リスクは高かったですね。謎が全て解けたわけでもないし。僕には説明しがたい謎があるんですよ。だって、今日は去年のレースと同じコンディションだったんですよ。同じような気温で、タイヤも同じだった。にもかかわらず、去年のレースタイムより20秒も遅いんです。優勝ライダーのタイムだって、今年の方が15秒ほど遅いし。」
【2016年版と2017年版のどちらをベースにして2018年版マシンを開発していく予定?】
「それは分かりません。日本人エンジニア陣とはさっき話し合ったばかりで、皆、僕同様、心配してましたね。」
【ロッシ選手としては?】
「一か所に手を入れれば良いって話ではないんですよ。何ヶ所にもなるでしょう。電制システムに手を入れなければならないが、マシンの動的挙動も見ていかないと。」
【もし2017年版マシンに乗っていたら、どんなレースになっていた?】
「たいして変わらないでしょうね。思ってた通りって感じのレースだったんで。改善の余地はそれほどないと理解したからこそ、リスクを負って2016年版フレームでレースに出てみたんですから。」
(2017年11月12日『Gpone』記事参照)
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[threecol_one]早期解明ぃぃね![/threecol_one][threecol_two_last]
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ヴィニャーレスが切れてますね。
チーム内の軋轢がそろそろ顔を出しますか?
ヤマハきびしいですね><
ザルコが来年どんな待遇でどんな走りをするのか?
ロッシ契約ラストイヤーにどんな走りをして、その後の去就がどうなるのか?
ヴィニャーレスが強い走りを取り戻すのか?
今のところ、不安要素の方が大きいですね~
一方、スズキはここにきてマシンもライダーも調子が上がってきたようですから、この勢いで来シーズンをかき回してほしいですね!
テストが楽しみですね。
なんとしてもファクトリーの意地を見せなければ・・・
>今日は去年のレースと同じコンディションだったんですよ。同じような気温で、タイヤも同じだった。にもかかわらず、去年のレースタイムより20秒も遅いんです。優勝ライダーのタイムだって、今年の方が15秒ほど遅いし。」
この事をミシュランや運営サイドはどう思っているのでしょうね?
考えたくはないですが、あえてタイヤのパフォーマンスを落とし、速さを拮抗させてレースを面白くしよう…などという意図でもあるのではないかと疑いたくもなります。
去年の最終戦はミシュランタイヤ初年度にも係わらず、フリー走行からロレンソが素晴らしい走りを見せて、予選決勝ともに全てのレコードタイムを塗り替える圧倒的なものでした。
ところが今年はデータも充分に取れている2年目なのに、なぜこんな低速レースを見せられることになるのか理解できません。
同じコンディションと言っても路面だって劣化しますからねぇ
ミシュランを擁護する訳じゃないけど
わざわざ意図してブリヂストン時代より遅くなるタイヤを用意しないでしょう
ミシュランタイヤは2年たった今も開発途上でしょう。
毎レースごとにタイヤの性質を変えてるんじゃないかな?
そういうチームコメントもあったけど。
だいたい、フロントタイヤにハード、ミディアム、ソフトが混在するレースってわけ分かりませんね。路面温度が基準じゃないのか・・
ヤマハだけでなく、各チーム、手を焼いてるというのが実情ではないかな。
それが結果としてレースを面白くしているというのは、本質ではないですね。
速い選手が速く走れないのだから。走れる場合もあるか。
契約延長したし、この混迷は長く続くのかな。
あ〜あ、山田さん帰って来ねーかなぁ