『ヘイデン事故、加害者の判決延期』
★リミニ検察庁は、故ニッキー・ヘイデン自動車事故の際の4輪車ドライバーに対する判決の延期を請求した。
★ヘイデン選手は今年5月17日、イタリアの一般道で自転車トレーニング中、4輪車と衝突し、死亡した。
★同事故の経緯鑑定の結果を受け、パオロ・ジェンガレッリ検事代理が判決の延期を請求した。
★同鑑定は以下の3名の専門家によって行われた。
原告側からエンジニアのフランチェスコ・デル・チェスカ氏。
リミニ検察からオーランド・オミチーニ氏(元交通警察官で交通事故鑑定の専門家)。
被告側からエンジニアのアルフォンソ・ミクッチ氏(ボローニャ大学教授)。
★検察官は、モルチャート・ロマーニャ(30才)は事故発生時、時速50km制限の道路を時速70km強でPeugeot 206 CCを運転しており、もし制限速度を遵守していたならば、ブレーキを作動させるなり、そのまま走行を続けるなりしても、事故は全面的に回避できただろうとし、ニッキー・ヘイデンが命を落とすことはなかったものと思われる。
★また、同鑑定には、自転車トレーニングを行っていたニッキー・ヘイデンが一時停止を遵守せず、時速20kmほどで本道へと進入し、自動車に轢かれたとも記されている。
★責任のなすり合いとなることが予測されるが、今後は『GIP(予備調査判事)』により4輪ドライバーを裁判にかけるだけの証拠があるかどうかが判断される。
(2017年12月15日『Corse di moto』記事参照)
(2017年12月15日『Motorsport.com』記事参照)
昔 免許の更新の講習で講師が言ってた。
事故は一つの要因では起きない。
必ず二つ以上 起きる要因があると…
ヘイデンが亡くなった事は残念だが、この場合
ドライバーだけが悪いわけじゃない気がする。
揉め事を好まなかった人だけに 天国からどんな気持ちで見てるんだろ?
早く解決してほしいなあ
亡くなったヘイデンに言葉があるとしたら、許してやってくれって言うんじゃないかな。
どんなに自動車側が法規遵守してても、ピッタリのタイミングで
死角から飛び出されたら避けられません。たとえ交機の連中でさえも。
もっとも、連中は罪に問われないでしょうが。
一般のドライバー・ライダーはどこで加害者に仕立て上げられるか
分かったものではありません。
ヘイデンの人間性についてはまた別の話ですね。。。